授業コード 90105600 単位数 2
科目名 経営学特講(不動産研究) クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 松田 浩生 配当年次 *下表参考

授業の題目 不動産運用設計
学修の概要 不動産とは、土地及びその定着物(建物)である。
不動産の特性は、
①個性が強い  ⇒ まったく同じ不動産は存在しないため、必ず現地調査が必要
②価格がわかりにくい  ⇒ 価格に関しての基礎知識が必要
③複雑な権利関係がある ⇒ 権利法律等に関する知識が必要
④公共性が高い  ⇒ 建てる・売る際の関係法律の規制内容の把握が必要
不動産の特性に着目しながら、基礎的な知識から、実務的な不動産売買契約書及び重要事項説明書を確認し、調査項目・方法及び、分析・評価するための総合的な知識・技能について研究する。

法律事務所内で相続・事業承継・М&A・不動産有効活用等の業務に従事した後、2009年、独立。宅地建物取引士、ファイナンシャル・プランナーCFP、M&Aシニアエキスパート。
これまでの実務経験を活かし、不動産取引の現場における事例を紹介しながら不動産にまつわる知識を深める。
学修の到達目標 不動産の具体的な相談事例に基づき学ぶことで知識・技能を身につけ、ライフプランに適したアドバイスができるようになる。
授業計画 第1回 不動産の特性を学び理解して述べることができる
第2回 不動産の価格決定プロセスや評価方法を学び述べることができる
第3回 不動産についての権利関係と登記事項証明書等の調査方法を知り述べることができる
第4回 不動産の賃貸借について知り述べることができる
第5回 不動産の取引と宅地建物取引業について知り述べることができる
第6回 マンションに関する法律知識等について知り述べることができる
第7回 不動産に関する法律と行政法規について知り述べることができる
第8回 不動産の取得と税金について知り述べることができる
第9回 不動産の保有と税金について知り述べることができる
第10回 不動産の譲渡と税金について知り述べることができる
第11回 不動産投資分析(1)について知り述べることができる
第12回 不動産投資分析(2)(収益還元法)について知り述べることができる
第13回 不動産の有効活用(等価交換方式)について知り述べることができる
第14回 老後の生活と不動産について知り述べることができる
第15回 これまでの相談事例を共有し、研究することで知識を深め述べることができる
授業外学習の課題 事前学修(1.5時間程度)
テキストの次回授業の該当項目について事前に読んでおくこと。
各回のテキストの該当ページを読み、その中で生じた疑問や質問、今までの経験上起きたことなどをまとめておくこと。
履修上の注意事項 原則、対面授業で実施する。
使用テキストは各自用意のこと。
公認欠席時の資料は後日配付します。
成績評価の方法・基準 授業への取り組みによって総合的に評価する。
次回の授業までのレポート課題を課す場合がある。
テキスト 2024-2025年版 CFP資格標準テキスト『不動産運用設計』(日本FP協会)
【ISBNコード】 978-4-911044-14-8
参考文献 日本FP協会ホームページhttp://www.jafp.or.jp/
主な関連科目 相続・事業承継設計
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問については、原則、講義時に対応する。
必要に応じて個別にメール等でも対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科M経営学専攻 2021~2022 1・2 - - - - -
商学研究科M経営学専攻 2023~2023 1・2 - -
商学研究科M経営学専攻 12500 2024~2025 1・2 - -