授業コード 84001100 単位数 2
科目名 子どもの食と栄養 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 古里 ゆかり 配当年次 *下表参考

授業の題目 子どもの食と栄養
学修の概要 発育・発達のめざましい時期の子どもの食生活と栄養の特性について学んでいきます。そのなかで、自らの食への意識や食生活をふりかえり、適切な食生活を実践する力を養っていきます。また学んだ知識を保育の実践的活動へと発展させていくことを目指します。
学修の到達目標 栄養に関する基本的知識について理解し、適切な食生活を実践できるようになる。
子どもが発達する過程での食と栄養の特性について知り、適切な支援ができるようになる。
子どもを取り巻く食環境の現状と課題を知り、食育の取り組みを考えることができるようになる。
授業計画 第1回 子どもの健康と食生活
子どもを取り巻く食生活の現状を知り、望ましい食生活の意義についての知識を得る
第2回 子どもの発育・発達と食生活
子どもの発育・発達について基礎的知識を学び、食生活の重要性に関係づけることができる
第3回 栄養の基本的概念と栄養素の種類と機能(1)糖質・脂質
栄養素の種類や特徴と身体での役割を知り、主な栄養素について分類して述べることができる
第4回 栄養の基本的概念と栄養素の種類と機能(2)たんぱく質・ビタミン・ミネラル
栄養素の種類や特徴と身体での役割を知り、バランスよく取る方法を考えることができる
第5回 日本人の食事摂取基準
エネルギー及び栄養素の摂取の基準について調べることができる
第6回 調理と献立の基本
調理及び献立作成の基礎知識を知り、衛生と安全について関係づけることができる
第7回 生涯発達と食生活(食生活指針)
成人の食生活について現状と課題を知り、食生活の指針について述べることができる
第8回 妊娠・授乳期の食生活
妊娠期、授乳期の特徴を知り、母体の食生活で注意すべき点を述べることができる
第9回 乳児期の食生活(1)授乳期
授乳期の食生活の特徴を知り、栄養方法について比較分類できる
第10回 乳児期の食生活(2)離乳期
離乳期の食生活の特徴を知り、発達に応じた食事について述べることができる
第11回 幼児期の食生活
幼児期の食生活の特徴を知り、発達に応じた食生活上の支援について述べることができる
第12回 学童期・思春期の食生活
学童期・思春期の食生活の特徴を知り、栄養上の問題点と対応について述べることができる
第13回 食育の内容と基本(1)食育の内容と計画
食育における養護的教育的側面について理解し、計画から評価までの流れを考えることができる
第14回 食育の内容と基本(2)食育のための環境、家庭や地域への支援
食育のための物的・人的・自然環境について理解し、活用について考えることができる
第15回 特別な配慮を要する子どもの食と栄養(食物アレルギー)
食物アレルギーの種類や主な症状を理解し、取り組みや対応について述べることができる
授業外学習の課題 事前学習(2時間程度):
薬局などで妊産婦や乳幼児向けの食品にどのようなものがあるのか調べて、予備知識を集めておいてください。また、授業内で自身の食生活について振り返りますので、食生活(食事内容、運動、睡眠)について記録をしておいてください。
事後学修(2時間程度):
配布した資料を中心に復習し、不明な用語については調べてください。
授業で学んだことから、自身の食生活を見直し、気づいた点改善できる点をまとめてみてください。
履修上の注意事項 授業は対面で行います。
各授業回ごとに課題を設けています。課題の提出を重視します。
公認欠席は欠席としてカウントしません。欠席時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 課題提出(70%)を基本とし、出席状況・授業態度などの平常点(30%)、課題内容に応じて点数を加算して総合的に評価します。
テキスト 『イラスト 子どもの食と栄養』 森脇千夏他著 東京教学社 2021年
参考文献 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」 第一出版 2025年
「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)実践の手引き」 母子衛生研究会 2021年
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業日およびメール(furusato@yasuda-u.ac.jp)にて対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科(資格関連科目) 2019~2022 3・4 - - - - -
人文学部教育学科(資格関連科目) 2023~2023 3・4 - -