授業コード | 84000400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 相談援助演習 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 津川 典子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 相談援助演習(Seminar on Social Work) |
学修の概要 | 急激な社会情勢の変化をふまえ、保育現場において多様な相談に従事するための相談援助の方法や技術、援助過程について理解する。また、保育におけるソーシャルワーク実践について、事例分析を通して、対象理解やアプローチの方法を具体的に学ぶ。 講師は、保育士、社会福祉士として保育所における子育て支援センター、市立の基幹型子育て支援センターにおいて保護者の支援を行った経験があるため、理論とともに、その理論を具体的な場面の中で、どのように生かしていくのかということも伝える。 |
学修の到達目標 | 保育における相談援助の概要について説明できるようになる。 保育における相談援助の方法と技術について説明できるようになる。 保育における相談援助の具体的展開について説明できるようになる。 実際の保育現場において、ソーシャルワークを展開できる基礎的な知識とスキルを用いて、事例検討を行うことができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:授業の概要、目的と進め方 保育所・幼稚園・こども園における子育て支援とは |
第2回 | 子育て支援の意義 | |
第3回 | 子育て支援の基本 | |
第4回 | 子育て支援の技術①(バイスティックの7原則について) | |
第5回 | 子育て支援の技術②(保育士の保護者に対する支援技術、コミュニケーション技法) | |
第6回 | 保育士の日常と子育て支援(オンデマンド) | |
第7回 | 園内での職員連携(オンデマンド) | |
第8回 | 保護者参加の方法とその効果 | |
第9回 | 地域の社会資源の活用と連携 | |
第10回 | 子ども虐待への対応と家庭への支援 | |
第11回 | 障害のある子どもとその家庭への支援 | |
第12回 | 貧困家庭への支援 | |
第13回 | 外国につながる子どもをもつ家庭への支援 | |
第14回 | 地域の子育て家庭に向けた支援 | |
第15回 | 子育て支援の今後に向けて(まとめ) |
授業外学習の課題 | 授業の前には、指定の事例に関する問いについて自分なりに考えておくこと。授業の後には、テキストを再読するなど、学んだことを振り返るとともに、事前に自分で考えていた内容について、自分なりに修正、加筆すること。(各2時間) |
履修上の注意事項 | 授業全体を通して、「自分が保育者ならどうするのか」という視点で自分の考えを問うということ、仲間の意見を聴き、学び合うことを大切にしながら授業を進めていきます。そのため、授業への取組みと課題レポートを重視します。 ・基本は対面授業 ・一部、非対面授業有。オンデマンドをMoodleにアップします。レポート有 ・公認欠席時に配布資料がある場合は、後日配付します。または、テキストの範囲を指示します。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験」無 課題レポート(リフレクションシート、課題レポート)(60%)、授業への取り組み(40%)で総合的に評価します。 |
テキスト | 松井剛太(2021)『新・子育て支援 子どもの姿を喜びに変えるために』教育情報出版 |
参考文献 | 永野典詞・岸本元気(2020)『保育士・幼稚園教諭のための保護者支援 保育ソーシャルワークで学ぶ相談支援〔新版〕』風鳴舎 咲間まり子監修(2020『『保育者のための外国人保護者支援の本』かもがわ出版 その他、必要に応じて紹介します。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間内にしっかりと質問してください。また、授業の後にもリフレクションシートにより、感想、質問を書く時間を取りますので、そのときに書いてください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |