授業コード 81120501 単位数 2
科目名 現代経済入門 クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 高田 裕 配当年次 *下表参考

授業の題目 現代経済入門Ⅰ_01
学修の概要 本講義では入門的な経済学を勉強します。経済学の理論を構成する「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の2つの基礎的な考え方を解説します。経済学の理論は、経済現象を分析するうえで必須の知識となり、商学部の専門科目を深く理解するための基礎作りとなります。また、授業では、日本経済を事例として適宜紹介しながら、経済学という分析道具を使うことで、どのように考察できるのかについても説明します。
学修の到達目標 ・経済学的な考え方を身につける。
・ミクロ経済学とマクロ経済学の入門的な理論を理解する。
・日本経済の現状を経済学的に理解する。
授業計画 第1回 ガイダンス
授業の概略/進め方/評価方法等についての説明を聞き、本授業の意義を理解する
第2回 経済学とは
経済学の考え方・目的など、全体像を理解し、それを述べることができる
第3回 需要の理論(1)
需要曲線を理解し、それを述べることができる
第4回 需要の理論(2)
需要曲線のシフトについて理解し、それを述べることができる
第5回 需要の理論(3)
効用最大化などの概念から需要曲線を導出することができる
第6回 供給の理論(1)
供給曲線を理解し、それを述べることができる
第7回 供給の理論(2)
利潤最大化行動、供給曲線のシフトなどを理解し、それを述べることができる
第8回 市場均衡
完全競争市場における均衡について理解し、それを述べることができる
第9回 経済現象に対する分析事例の紹介
市場均衡を踏まえて経済現象を分析することができる
第10回 消費者余剰・生産者余剰と死重的損失
社会的余剰が完全競争市場で最大となることを理解し、それを述べることができる
第11回 GDP(国内総生産)
GDPの概念、三面等価などを理解し、それを述べることができる
第12回 経済成長
経済成長に関する要因を理解し、実際の戦後日本の経済成長について自分で考えることができる
第13回 GDPを構成する需要項目
需要面からGDPを理解し、それを述べることができる
第14回 近年の日本経済の概説
近年のGDPの推移を見ながら、日本経済を自分で分析することができる
第15回 総括
全体を振り返り、全体的な理解を深めることができる
授業外学習の課題 ・事前学習(2時間程度):予告された「次回の授業テーマ」について、各自で出来り限り予備知識・関連事項を調べて授業にのぞんでください。
・事後学習(2時間程度):授業内容の整理をし、不明な点は次回の授業までに各自で必ず調べておくこと
・授業外学習に要する時間の目安は、事前事後合計で4時間です。各授業は、それ以前の授業が前提となっていると認識してください。継続学習が大切です。
履修上の注意事項 ・授業はパワーポイントで進めていきます。必要に応じてノートPCを開いて授業資料をみながら授業を受けてかまいません。
・受講生の理解度や関心により講義の内容を修正することはあります。
・(公認欠席制度について)公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。
成績評価の方法・基準 試験(70%)、小テスト・レポート課題等(30%)で総合的に評価します。欠席は減点します。
テキスト 特には使用しません。必要に応じ、資料を配布します。
参考文献 1.二本杉他(2013)『プレステップ経済学』弘文堂
2. 早稲田大学商学部ビジネス・エコノミクス研究会(2015) 『ビジネスのための経済学入門』中央経済社
3.伊藤元重(2015)『入門経済学』日本評論社
4.その他、適宜授業中に紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①授業の各回の最後に「質問の有無」を聞くようにします。その時に質問してください。他の学生も疑問に思っていることが多いはずなので、その場で全員に向けて返答します。質問は歓迎します。
②授業中が難しい場合は、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントをとってください。時間を調整します。

また、授業内の小テスト・レポート課題などに対するフィードバックは翌週に行います。期末試験に関する質問は個別に対応しますので、必要な場合はメールでアポイントをとってください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部社会学科(資格関連科目) 2024~2025 1・2・3・4 -
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2024~2025 1・2・3・4 -