授業コード | 81117800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 国際政治学 | クラス | |
履修期 | 第1学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 三上 貴教 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国際関係論入門 |
学修の概要 | 草野大希・小川裕子・藤田泰昌編著『国際関係論入門』(ミネルヴァ書房)を通して、国際政治学の理論的基礎知識を習得する。国際関係論と銘打っているが、ここでは国際政治学と同義に捉えて構わない。入門書であると同時に、現代社会に生きる我々が身につけておくべき知識を網羅的に取り扱っている。本書を通して、国際政治を自らの問題として考える契機としてほしい。また、テキストに加えて、毎回新聞記事に基づく時事的な国際問題を取り上げる。現在進行形の国際問題と日本外交に関連する知識を随時確認する。 |
学修の到達目標 | 国際政治学を考察する上で、欠かせない基礎知識を身につけ、国際社会の構造を洞察できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:授業の進め方を説明する。ムードルを用いること、テキストを準備することが必須であること、授業に関わる活動が評価の40%を占めていることを理解する。併せて、時事的な国際問題については初回から取り上げる。 |
第2回 | 序章 遠くて近い国際関係を学ぼう:テキストのイントロダクションに相当するため、この回も導入的な内容となる。時事的な国際問題を素材にした内容が中心となるが、ここで国際政治学のダイナミズムを感じ取る。 | |
第3回 | 第1章 国際関係の全体像を知ろう:ウォルツの三つのレベルとは何か。(ウォルツの三つのレベルについて述べることができるようになる。) | |
第4回 | 第2章 リアリズム:アナーキー概念を理解する。(国際政治学におけるアナーキー概念について述べることができるようになる。) | |
第5回 | 第3章 リベラリズム:機能主義とは何だろうか。(国際政治学における機能主義について述べることができるようになる。) | |
第6回 | 第4章 ラショナリズム:人間は合理的な生き物だろうか。(人間が合理的な生き物かどうかを考えることができるようになる。) | |
第7回 | 第5章 コンストラクティビズム:間主観主義とは何だろうか。(国際政治学における間主観主義について述べることができるようになる。) | |
第8回 | 第6章 国家間の戦争と平和:冷戦とは何だったのか。(冷戦とは何だったのか、述べることができるようになる。) | |
第9回 | 第7章 内戦と平和構築:内政不干渉、それとも保護する責任?(内政不干渉の原則か、保護する責任か、比較することができるようになる。) | |
第10回 | 第8章 国際貿易:集合行為論って何?(国際政治学における集合行為論について述べることができるようになる。) | |
第11回 | 第9章 国際金融:基軸通貨は米ドル??(基軸通貨について述べることができるようになる。) | |
第12回 | 第10章 開発協力:DACって何?(DACについて述べることができるようになる。) | |
第13回 | 第11章 地球環境:レジーム概念を理解しよう。(国際政治学におけるレジーム概念について述べることができるようになる。) | |
第14回 | 第12章 人権と人の移動:日本は一体何人の難民を受け入れているのか?(難民について述べることができるようになる。) | |
第15回 | 第13章 グローバル化とグローバル・ガバナンス:グローバル・ガバナンスとは?(グローバル・ガバナンスについて述べることができるようになる。) |
授業外学習の課題 | 質問作成を含めたテキストを精読する時間としての事前学習120分、授業の振り返りとしての事後学習に60分程度が目安となります。 |
履修上の注意事項 | 授業の前にテキストをしっかりと読んでおく。受講生はMoodleを用いて、授業で扱った箇所に関する質問を4回以上提出する。授業はテキストに基いて進めるため、事前に必ず購入しておくこと。 テキストに加え、国際社会の時事的な動きをおさえるために、毎回、新聞記事(社説が中心となる)を配布する。これについても2回以上の質問・意見を求める。 テキストに関する質問は、授業に出席してはじめて基礎点として換算する。時事的問題も授業に出席している学生に提起の権利がある。基礎点満点を獲得しておくためには、少なくとも6回の出席が義務付けられている。逆に言うと、初回を除き、他の8回の出欠は受講生の判断による。8回すべてが公認欠席となる場合は常識的には考えられないので、本授業において公認欠席は考慮の対象とならない。ただし、時事的問題を考察するための新聞記事に基づく資料は、公認欠席時の場合後日配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 試験70%、授業に関する質問の提出4回と時事的問題に関する質問意見2回、1回分5点で30%。試験後、回答例をMoodle上にアップする予定です。自分の回答に関するコメントを求める場合は、試験後2週間後からメール(tmikamiAshudo-u.ac.jp ただし、Aを@に代えること)で尋ねてください。 |
テキスト | 草野大希・小川裕子・藤田泰昌編著『国際関係論入門』(ミネルヴァ書房)(3200円+税)) |
参考文献 | 講義の中で適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 総合教養講義b(国際理解)、国際日本学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
昼休みに設定する。事前にメール(tmikamiAshudo-u.ac.jp ただし、Aを@に代えること)で連絡を受け、アポを明確にして対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) | - | 2023~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部社会学科(資格関連科目) | - | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |