授業コード 81117602 単位数 2
科目名 特別活動及び総合的な学習の時間の指導法 クラス 02
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 時津 啓 配当年次 *下表参考

授業の題目 特別活動及び総合的な学習の時間の指導法
学修の概要  特別活動の指導法では、学校における集団活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活を目指す諸活動の内容を理解する。さらに、特別活動の意義を理解し、「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点、「チームとしての学校」の視点を持つ。学年による活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付ける。
 総合的な学習の時間の指導法では、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行い、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていく学習のあり方、学習法を学ぶ。各教科等で育まれる見方・考え方を総合的に活用して、広範な事象を多様な角度から俯瞰して捉え、実社会・実生活の課題を探究する学びをいかに実現するのかを理解する。そして、指導計画の作成、具体的な指導の仕方、学習活動の評価に関する知識・技能を身に付ける。
学修の到達目標 <特別活動の指導法>
〇特別活動の意義、目標及び内容
 学習指導要領における特別活動の目標及び主な内容、教育課程における特別活動
 の位置づけ、各教科との関連、それぞれの活動内容を理解している。
〇特別活動の指導のあり方
 特別活動の指導のあり方、評価、改善活動の重要性、合意形成に向けた話し合い
 活動、意思決定につながる指導、集団活動の意義や指導方法、家庭・地域や関係
 機関との連携を理解する。
<総合的な学習の時間の指導法>
〇総合的な学習の時間の意義、各学校において目標及び内容を定める際の考え方
 教科横断の視点から総合的な学習の時間の意義と役割、学習指導要領における
 総合的な学習の時間の目標並びに各学校において目標及び内容を理解する。
〇総合的な学習の時間の指導計画の作成
 各教科等との関連性を踏まえた年間指導計画の作成方法、その具体的な事例を
 理解し、主体的・対話的で深い学びを実現する単元計画の作成方法、具体的な
 事例を検討できる。
〇総合的な学習の時間の指導と評価
 探究的な学習の過程、具体的な手立てを理解し、総合的な学習の時間の評価
 方法及びその留意点を理解する。
授業計画 第1回 現代社会と特別活動:教育課程における特別活動の位置づけに注目して
第2回 特別活動の内容(1)学級活動(ホームルーム活動)、児童会生徒会活動
第3回 特別活動の内容(2)クラブ活動、学校行事
第4回 特別活動の実践(1):学級活動(ホームルーム活動)の事例
第5回 特別活動の実践(2):児童会・生徒会活動によるルールメイキングの事例【オンデマンド】
第6回 特別活動の実践(3):話し合い活動と家庭・地域との連携
第7回 特別活動の指導計画の作成(1):学級会活動
第8回 (特別活動のまとめ)特別活動の指導計画の作成(2):教育評価に注目して
第9回 現代社会と総合的な学習の時間:教育課程における総合的な学習の時間の位置づけに注目して
第10回 総合的な学習の時間の目標、意義【オンデマンド】
第11回 総合的な学習の時間の役割、内容
第12回 総合的な学習の時間と他の領域との関連
第13回 総合的な学習の時間の実践(1)
第14回 総合的な学習の時間の実践(2)
第15回 (総合的な学習の時間のまとめ)総合的な学習の時間の評価とそのあり方を中心に
授業外学習の課題 〇事前学習:授業にかかわる内容について、事前に用語等を確認する。
〇事後学習:前回の復習を行い、授業内容に関する理解を深めること
履修上の注意事項 ・原則対面で実施するが、一部オンデマンド配信とする。
・teamsで資料等を配布するため、ノートパソコン等の情報端末を持参すること。
・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
成績評価の方法・基準 授業内の課題(70%)、指導計画等の作成(30%)
テキスト 適宜配布する
参考文献 文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別活動編―平成29年7月』東洋館出版社、2018年。
文部科学省『小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編―平成29年7月』東洋館出版社、2018年。
文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編―平成29年7月』東山書房、2018年。
文部科学省『中学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編―平成29年7月』東山書房、2018年。
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 特別活動編―平成30年告示』東京書籍、2019年。
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 総合的な探究の時間編―平成30年告示』学校図書、2019年。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
非常勤講師のため、質問・相談がある場合は担当教員へ。連絡先については初回授業等で共有します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
商学部経営学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(資格関連科目) 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
人文学部社会学科(資格関連科目) 2024~2025 2・3・4 - -
法学部法律学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -