授業コード 81111100 単位数 2
科目名 特別支援教育課程論 クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 樋口 和彦 配当年次 *下表参考

授業の題目 特別支援教育課程論(The curriculum guideline and a curriculum of Special needs education)
学修の概要 学校や地域療育センターでは、学習指導要領等を参考に授業を組み立てています。本授業では、前半は、実際の授業のビデオを視聴し授業改善の方法を議論します
次に、学習指導要領の内容理解をすすめ、特別支援教育における教育課程、個別の指導計画について検討します。その方法は次の手続きをとります。①準ずる教育と知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校の各教科、②自立活動、③領域・教科を合わせた指導、④通常学校における特別支援教育の教育課程等について知り、指導計画作成等の理解を深める
学修の到達目標 1.特別支援教育における学習指導要領・教育課程について説明できる
2.各教科の指導について説明できる(準ずる教育・知の各教科)
3.領域・教科を合わせた指導や自立活動の内容や実際例について知る
4.自立活動に関する基礎知識や指導法について理解できる
5.関係機関との連携の重要性とその実際例について説明できる
授業計画 第1回 オリエンテーション:本授業の位置付けと内容
学習指導要領・教育課程の学校での位置づけを知ります
第2回 特別支援学校学習指導要領と特別支援教育の教育課程
通常の学校と特別支援教育の学習指導要領の違いを理解する
第3回 特別支援学校の教育課程の編成と構造
新しい学習指導要領の理念と概要を知る
第4回 特別支援学校学習指導要領① 総則(オンデマンド)
学習指導要領 総則の内容の概観をつかむ
第5回 特別支援学校学習指導要領② 準ずる教育
準ずる教育の意味を理解する
第6回 特別支援学校学習指導要領③ 知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校の各教科
知的の教育課程について知る
第7回 特別支援学校学習自立活動の内容指導要領④ 個別の指導計画と自立活動
自立活動6区分27項目の内容を知る
第8回 特別支援学校学習指導要領⑤ 自立活動 区分と項目の構成
区分と項目は、どのような課程で形成されたか理解する
第9回 特別支援学校学習指導要領⑥ 自立活動 重複障害者等に対する教育課程の取扱い
障害が重い子どもの教育の特例を知る
第10回 主体的・対話的で深い学びを目指した授業の分析①
授業のビデオを視聴しアクティブ・ラーニングを行う
教員の授業の評価を行う
第11回 主体的・対話的で深い学びを目指した授業の分析②
授業のビデオを視聴し思考する
教員の授業の改善点を指摘する
第12回 主体的・対話的で深い学びを目指した授業の分析③(オンデマンド)
授業のビデオを視聴しアクティブ・ラーニングを行う
教員の授業を改善する具体的内容を考える
第13回 主体的・対話的で深い学びを目指した授業の分析④
ビデオで見た授業の改善案を作成する①
自身が授業を行う際の重視する視点を考える
第14回 主体的・対話的で深い学びを目指した授業の分析⑤
ビデオで見た授業の改善案を作成する②
具体的改善案の提言を行う
第15回 主体的・対話的で深い学びを目指した授業の分析⑥
ビデオで見た授業の改善案を作成する③
授業改善のまとめを行う
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):①学習指導要領の内容を基に授業の改善点を考える
事後学修(2時間程度):①学習指導要領の内容を再確認し、グループでの話し合い結果や議論の内容をまとめる
履修上の注意事項 *ブレンド型授業を実施します(moodle使用)

*公認欠席は期末試験の受験要件に影響しないように配慮するが、本授業の欠席回数の上限である5回には含めてカウントする。公認欠席を含む欠席回数が5回を超えるようであれば評価対象としない

*アクティブ・ラーニングでは積極的に参加し、グループの考えをまとめて発表すること
成績評価の方法・基準 期末試験(80%)、アクティブラーニング:議論への参加状況(20%)
テキスト ・特別支援学校 小学部・中学部学習指導要領 平成29年4月 文部科学省 海文堂出版
・特別支援学校習指導要領解説 自立活動編 幼稚部・小学部・中学部 平成30年3月 文部科学省 開隆堂出版
参考文献 樋口和彦(2021)重度・重複障害児の学習とは?―障害が重い子どもが主体的・対話的で深い学びを行うための基礎―、ジアース教育新社。
樋口和彦(2024)重度・重複障害児の学習とは?Vol.2―障害が重い子どもの能動的な学習を促進する学習内容と学習環境の設定―、ジアース教育新社。
主な関連科目 特別なニーズ教育の基礎と方法, 特別支援教育概論, 知的障害教育学, 知的障害指導法, 肢体不自由の教育と指導, 病弱の教育と指導, 特別支援教育実習事前事後指導, 特別支援教育実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
Eメール及び電話で時間調整し、対応する
連絡先:khiguchi@shudo-u.ac.jp
アクティブラーニングへのフィードバックは,授業中に行う

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
商学部経営学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(資格関連科目) 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部英語英文学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
人文学部社会学科(資格関連科目) 2024~2025 2・3・4 - -
法学部法律学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
法学部法律学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
健康科学部心理学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(資格関連科目) 2023~2025 2・3・4 - -