授業コード | 81110200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 幼児理解の方法 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 濱田 祥子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 幼児理解の方法 |
学修の概要 | 幼児の心身の発達や成長を促す保育を進めるうえで、保育者が一人ひとりの幼児を理解することは必要不可欠です。 この授業では、はじめに、幼児を理解するとはどういうことなのか、また、幼児をどのように理解すればいいのか、その方法について解説します。その後、事例を通じた演習に取り組むことで、複数の視点から幼児を理解する経験や、発達に応じた保育や研究の方向性を考える経験を重ねます。 |
学修の到達目標 | ・保育における幼児理解の意義を理解し、説明できる。 ・幼児理解のための基本的な方法を学び、実践を通して意義を考察することができる。 ・幼児の個と集団の関係を捉える意義と方法について考察することができる。 ・保護者への対応の基本的な考えや方法について説明できる。 |
授業計画 | 第1回 | 理解とは 「理解」に関する知識を得ると共に、自己や他者についての理解を深める。 |
第2回 | 幼児理解の意義 保育において幼児を理解する意義について学ぶ。 |
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第3回 | 幼児理解と環境 幼児の行動や発達について環境との相互作用の観点から学ぶ。 |
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第4回 | 保育・教育における評価 具体的な保育の評価方法を知り、体験する。 |
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第5回 | 子ども理解の方法(アセスメント・心理的疑似体験プログラム) アセスメントの方法や心理的疑似体験プログラムを通して、幼児理解について体験的に学ぶ。 |
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第6回 | 子ども理解の方法(エピソード記録) エピソード記録を作成し、自他の子ども理解について知る。 |
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第7回 | 3歳児前半のエピソード 3歳児前半の保育の映像を視聴し、記録を作成し、幼児理解の視点をもつ。 |
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第8回 | 3歳児後半のエピソード 3歳児後半の保育の映像を視聴し、記録を作成し、幼児理解の視点をもつ。 |
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第9回 | 3歳児のエピソードの共有・振り返り 1年間の年少児の姿について、幼児理解の視点を共有し、深める。 |
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第10回 | 4歳児のエピソード 4歳児の保育の映像を視聴し、記録を作成し、幼児理解の視点をもつ。 ※オンデマンド |
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第11回 | 4歳児のエピソードの共有・振り返り 1年間の年中児の姿について、幼児理解の視点を共有し、深める。 |
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第12回 | 5歳児のエピソード 5歳児の保育の映像を視聴し、記録を作成し、幼児理解の視点をもつ。 ※オンデマンド |
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第13回 | 5歳児のエピソードの共有・振り返り 1年間の年長児の姿について、幼児理解の視点を共有し、深める。 |
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第14回 | 乳児のエピソード 乳児の保育の映像を視聴し、記録を作成し、幼児理解の視点をもつ。 |
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第15回 | 乳児のエピソードの共有・振り返り 乳児の姿について、幼児理解の視点を共有し、深める。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業(オンデマンドは10回と12回、それ以外は対面授業) 公認欠席については資料配布等の配慮をいたしますが、欠席回数には含めてカウントしますのでご注意ください。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 リアクションペーパー15%、受講態度15%、レポート課題70%で評価する。 |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 高嶋景子・砂上史子編著『新しい保育講座③子ども理解と援助』ミネルヴァ書房 小田豊・中坪史典編著『幼児理解からはじまる保育・幼児教育方法〔第2版〕』建帛社 |
主な関連科目 | 発達心理学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に質問の時間を設けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |