授業コード | 81107202 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教職実践演習(中・高) | クラス | 02 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 戸出 朋子 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 教職課程の総仕上げとしての実践的演習 |
学修の概要 | この科目の履修を通じて、将来教員として務めるために、自己にとって何が課題であるのかという自覚のうえに、必要とされる知識や技能を補うことを可能とする学習能力を獲得させることをめざす。そのため、少人数クラスによる演習形式で、文献研究にもとづくグループ討論、実地体験、教科指導の改善計画と模擬授業など、実践的な学習を行わせる。実地体験では、広島修道大学ひろしま協創中学校で、国際交流の事後指導としてのプロジェクトの支援が課題として課せられる。 また、そのような集団的な活動とは別に、必要に応じて、履修カルテにもとづく個別指導を行う。 |
学修の到達目標 | 1) 教職課程の学修で明らかになった自己課題を同定できる 2)自己課題と向き合い、解決に向けた文献を選び、考察することができる 3)文献研究と考察に基づいて、指導計画を立てることができる 4) 中学生の国際交流のためのプロジェクト学習の支援を行うことができる |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション これまでの教職課程及び教科教育の振り返りを行う |
第2回 | ICTの活用-理論 英語教育におけるICTの活用について、これまでの学修内容を振り返り、新しい情報を得る |
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第3回 | ICTの活用ー応用 英語教育、特に、プロジェクト型学習支援に、ICTをどう活用するかを考察する |
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第4回 | プロジェクト型英語指導の理論:タスクベースの言語指導 タスクベースの言語指導についての文献を読んで、提携校での支援への応用を考察する |
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第5回 | プロジェクト型英語指導の理論:プロセスライティング プロセスライティングについての文献を読んで、提携校での支援への応用を考察する |
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第6回 | ゲストスピーカーの講義:広島市教育委員会 「教員としての資質の向上に関する指標」についての講話を基に、授業における机間指導のポイントなどを考察する |
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第7回 | ゲストスピーカーの講義:広島県教育委員会 広島県小学校における事例を基に、探究学習について考察することができる |
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第8回 | 自己課題の共有 同定した自己課題についてグループで改善策を討論し、全体で共有する |
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第9回 | プロジェクト型英語指導支援計画 連携校における国際交流におけるプロジェクト型英語指導計画をグループで立案する |
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第10回 | 自己課題の解決を目指した調査 自己課題に関する事例研究を収集し、それを基に、改善策を考える |
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第11回 | 自己課題の改善計画 具体的な指導案を作成する |
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第12回 | 自己課題改善に向けて:教室英語 模擬授業と相互批評を行う |
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第13回 | 自己課題改善に向けて:ICTの活用 模擬授業と相互批評を行う |
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第14回 | 自己課題改善に向けて:評価 模擬授業と相互批評を行う |
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第15回 | まとめ 連携校におけるプロジェクト型英語指導の報告を行う 履修カルテにもとづいて、教員の資質能力を確認する |
授業外学習の課題 | 授業開講前に、各自の教育実習の体験について、他の履修者と共有することを意識して、整理しておくことが求められる。(2時間) 国際交流のためのプロジェクト型英語学習の支援を、広島修道大学ひろしま協創中学校の授業で、指定された期間に1回(50分)行うことが課題として与えられる。 文献研究に基づいた学習指導案の作成、模擬授業の実施に関しては、充分な準備が求められる。実施後には、相互批評をもとに、改善への努力を行うことが求められる。 4時間 |
履修上の注意事項 | 教職課程の総仕上げとして、将来教員として勤めていくために、自分にとって何が課題であるのかを自覚することを常に意識して、受講してほしい。 発表が公認欠席となる場合、代替措置で対応します。 公認欠席に対し、本授業の欠席回数の上限である4回には含めてカウントするので、注意すること。 |
成績評価の方法・基準 | 広島修道大学ひろしま協創中学校でのプロジェクト支援とその報告(50%)、学習指導案の作成(25%)、模擬授業の実施(25%)などを総合的に評価し、教員として最小限必要な資質能力が身についているかを確認し、単位認定を行う。 本科目は、教育実習と連動するものである。よって、教育実習において教師の服務に関する規程(守秘義務・法令と上司の職務上の命令の遵守・わいせつ行為や児童生徒との個人的な接触等の禁止・体罰禁止など)を遵守できなかった場合や、本学の信用を失墜する行為を行った場合は、本科目もX判定とし、履修を認めない。実習終了後に同様のことがあった場合も、同等の措置を講じる。 |
テキスト | 教職履修カルテ |
参考文献 | 文部科学省(平成29年7月)中学校学習指導要領解説外国語編 文部科学省(平成30年7月)高等学校学習指導要領解説外国語編 英語編 文部科学省(令和元年12月)「教育の情報化に関する手引き」 |
主な関連科目 | 中等教育実習Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
適宜受け付けます。事前に連絡して下さい。 各回の発言・発表に対して口頭でフィードバックを行う |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部英語英文学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(資格関連科目) | - | 2023~2025 | 4 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |