授業コード | 81103600 | 単位数 | 2 |
科目名 | 現代経済入門Ⅰ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山中 逸郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 現代経済入門Ⅰ |
学修の概要 | 経済理論には「ミクロ経済学」「マクロ経済学」の分野があります。個の活動から経済を眺め、組み立てていくのがミクロ経済学の手法です。ゆえに、一人の消費者や一企業の行動から考えていきますが、我々は最終的に市場取引によって財の生産・消費を決定することになります。この一連のプロセスを実現するメカニズムやそれについての様々な知見について解説します。 |
学修の到達目標 | 市場価格の形成の意義と問題点を理解し、価格変化による社会経済の変化を洞察することができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業の運営と学習上の諸事を確認する。 |
第2回 | 価格と市場メカニズム 1 均衡分析 経済における基礎概念とミクロ経済学の方法論を知り、それを説明できる。 |
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第3回 | 価格と市場メカニズム 2 完全競争市場 価格決定の果たす機能を理解し、説明することができる。 |
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第4回 | 消費者の行動 1 効用最大化仮説 「効用最大化仮説」に基づく、消費量を導出できる。 |
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第5回 | 消費者の行動 2 需要曲線の導出 「仮説」前提条件の変化による消費への影響と、需要曲線の形状の整合的な理由を知る |
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第6回 | 企業の行動 1 生産技術の選択 生産技術の基本的な性質を知り、費用曲線を導出できる。 |
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第7回 | 企業の行動 2 利潤最大化と供給曲線 「利潤最大化仮説」モデルにもとづ生産者の生産量決定と供給曲線を導出できる。 企業の行動 2 利潤最大化と供給曲線 「利潤最大化仮説」モデルにもとづく、生産者の生産量決定と供給曲線を導出できる。 |
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第8回 | 市場均衡と経済厚生 市場メカニズムのメリットについての評価と、実現可能性についての批判を知り、それを説明することができる。 市場メカニズムのメリットについての評価と、実現可能性についての批判をしる。 |
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第9回 | 不完全競争市場 完全競争を満たさない市場について特質を理解し、説明できる。 |
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第10回 | 市場の失敗 市場メカニズムが機能しない状況についての、理論分析を知る。 |
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第11回 | ゲーム理論 意思決定と選択ゲーム 行動主体間の相互関係が経済活動にどのような影響があるかの分析をしる。 |
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第12回 | 不確実性と情報 情報の完全性がたもたれない場合、理論分析を知る。 |
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第13回 | 企業組織 企業の内部組織と、情報の非対称性の影響の関連を知り、述べることができる。 |
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第14回 | 行動経済学 非合理的選択を理論的に説明する考察を知り、述べることができる。 |
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第15回 | まとめ 市場メカニズムに対する経済学の見解を理解し、説明できる。 本講で取り上げられた市場の「均衡分析」の基礎的な流れと、その批判的分析や問題点を整理する。 |
授業外学習の課題 | 予習・復習を行うこと。特に復習を励行します事前学習:日頃より経済ニュースに関心をもって授業に臨んでください。毎日、新聞・ニュースに目〔耳〕を通す。(15分×6) 次回のテーマに関する予備知識や基本概念を調べる。(30分)(計2時間程度) ・事後学習:課題の提出(2時間程度))課題またはクイズに取り組んでください。締め切りは3日後とします。 |
履修上の注意事項 | ・意欲とマナーを持って受講すること。 ・授業全体を通して、アクセス状況、課題提出を重視します。授業は対面で行います。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | ・期末試験を行います。 ・評価はリアクションパーパー・クイズ課題・小テスト等30%、および期末試験70%で評価します。 |
テキスト | 柳川隆著「ミクロ経済学・入門」(2008)有斐閣 |
参考文献 | ・小川光,家森新善「ミクロ経済学の基礎」(2016)中央経済 ・前田純一「経済分析入門Ⅰ ミクロ経済学への誘,い」(2011)光洋書房 ・アセモグル=レイブゾン=リスト「ミクロ経済学」(2020)東洋経済新報社 ・丸山雅祥「経営の経済学」(2005)有斐閣 その他必要に応じて紹介します。 |
主な関連科目 | 国際貿易論 経済学 企業論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・8号館1Fで昼休みにオープンオフィスアワーを行います。実施日は月・水曜日の隔週開催です。(月曜日開催の週→翌週水曜日開催→その翌週は月曜開催→・・・)を原則とします。その他にオフィスアワーを設ける場合はその都度授業内で告知します。 ・クイズ等の、フィードバックは、Google Classroom上に公開または、授業中に解説します。なおクラスコードは第1回目の授業でお知らせします。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |