授業コード 70020600 単位数 2
科目名 G/R Studies B(Hiroshima and クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 竹井 光子 配当年次 *下表参考

授業の題目 広島とハワイ:歴史、文化、社会 Hiroshima and Hawaii: History, Culture and Society
Hiroshima and Hawaii: History, Culture and Society
学修の概要 ハワイはアメリカ合衆国の50番目の州ですが、その歴史的、地理的な位置づけから卓出した独自性を有しています。多くの日本人にとっては観光地としての印象が強いですが、歴史的に日本との関係性が深い州でもあります。本授業では、ハワイ(特にホノルル)と日本(特に広島)との関係に焦点をあて、日本からの移民や大戦にまつわる歴史を学びます。さらには、人の移動(移民)や戦争体験をへて形成された現代ハワイ社会について考えることで、Global/Regional な視野の拡大をねらいます。
学修の到達目標 ①広島とハワイの歴史的、社会的、文化的なつながりを理解することができる
②人の移動(移民)とそれによってもたらされる社会形成について考察を深めることができる
③広島とハワイのつながりの理解を例として、Global/Regionalな視野を応用することができる
授業計画 第1回 [09/24] ガイダンス/ハワイのイメージ
授業の目的や背景、計画について知り、現時点でのハワイのイメージをグループでまとめることで授業への準備を整える
第2回 [10/01] テキスト講読(前半)とディスカッション
グループディスカッションを通して、テキスト(前半)の内容についての理解を深める
第3回 [10/08] 講義①:ハワイ王国と日本(ゲストスピーカー)
ゲストスピーカーから、ハワイ王国と日本との歴史的背景についての知識を得る
第4回 [10/15] 講義①の振り返りとディスカッション
講義①とテキスト(後半)に関するグループディスカッションを通して、ハワイ王国と日本との歴史的背景に関する理解をさらに深める
第5回 [10/22] 講義②:日本からの移民(ゲストスピーカー)
ゲストスピーカーから、日本からハワイへの移民の歴史についての知識を得る
第6回 [10/29] 講義②の振り返りとディスカッション
グループディスカッションを通して、日本からハワイへの移民の歴史についての理解をさらに深める/ストーリーの登場人物の家系図を作成することで歴史との関連を読み取る
第7回 [11/05] 講義③:大戦の歴史と現代ハワイ社会(ゲストスピーカー)
ゲストスピーカーから、大戦の歴史と現代ハワイ社会の形成についての知識を得る
第8回 [11/12] 講義③の振り返りとディスカッション
グループディスカッションを通して、大戦の歴史と現代ハワイ社会の形成についての理解をさらに深める
第9回 [11/19] 講義①~③のふりかえりと総括/ハワイのイメージ
ゲストスピーカーによる講義から、当初のハワイのイメージがどのように変化したかを認識する
第10回 [11/26] 講義④の事前学習
これまで得た知識を土台に、次回のレクチャー(英語)への準備を整える
第11回 [12/03] 講義④:ハワイの日系社会(ハワイ大学マノア校 オンラインレクチャー)
オンラインレクチャーから、日本とハワイの歴史的関係に関する総括的な理解を深める
第12回 [12/10] 講義④の振り返りと事後学習
グループディスカッションを通して、レクシャーから得た情報の理解をさらに深める
第13回 [12/17] まとめのディスカッションとリサーチの準備
クラスディスカッションを通して、講義①~④の中で、特に興味を引いたテーマを選定し、選択したテーマについてさらなる情報収集・調査をおこない発表に向けてまとめることができる(”Hiroshima & Hawaii” と題する冊子の1頁を担当する)
第14回 [01/07] 期末プレゼンテーション
調査・考察の結果をWord1頁にまとめて発表することができる
第15回 [01/14] 総括
前週の発表を振り返りから本授業における発見・気づきを総括し、今後の学びに役立てる道筋を考察することができる
授業外学習の課題 ■事前学習(30分): 毎授業のテーマについて各自で調べた上で、ある程度の予備知識をもって授業にのぞんでください。
■事後学習(30分): 授業で扱ったテーマについて、各自で情報収集や調査をしてさらに知識や考察を深めてください。
加えて、テキスト講読(日英)や事前調査、事後の振り返り、リサーチと期末プレゼンテーションの準備などを授業外で相当時間数(30時間程度)おこなうことが必要となります。
履修上の注意事項 ■クラスディスカッションをする関係から履修者数を制限します(定員20名)。ウェブ履修抽選にエントリーしてください。
■ディスカッションやグループワークなどでの積極的な発言や参加を求めます。。
■毎回のふりかえりを含む課題の提出状況を重視します。特に、指定された期限を守れることが重要です。
■出席率を重視します。欠席した場合には自主的に当該内容を補完することを求めます。
■授業を「公認欠席」となった場合にも、Google Classroom内の資料を確認して自身で補ってください。必要な場合には担当教員に相談してください。
■期末プレゼンテーションを「公認欠席」となった場合には、相談のうえで代替措置を提示します。
■履修者には、Google Classroomからalpha gmail 宛に連絡や情報発信をする場合が多々あります。メールは定期的にチェックし、迅速に対応するように心がけてください。

◇ゲストスピーカーによる講義には、テキストの著者である畝崎雅子氏(ひろしま通訳・ガイド協会 会長)、Kyle Kajihiro氏(ハワイ大学マノア校 社会科学部 教授)を予定しています。
◇上記の授業計画は、授業の進捗状況や都合により変更となる場合があります。
成績評価の方法・基準 ■授業への参加状況・ディスカッション(20%)
■毎週の授業の振り返り(30%)→期限までに提出することを求めます。
■期末プレゼンテーション(50%)
テキスト うねざき まさこ (2020). ヒロシマとハワイを結ぶ物語(Stories Connecting Hiroshima and Hawaii)第4版. (株)トモコーポレーション (注文する必要はありません。著者から提供されますので、学生負担分(500円)を第1回授業に持参してください)
参考文献 授業中に適宜紹介します。
主な関連科目 日本と世界の現代史
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
■授業内容や振り返りに関するフィードバックは、次回の授業時に行います。
■期末プレゼンテーションのフィードバックは、翌週の授業内でおこないます。
■個別の質問・相談には、授業の前後およびメールによるアポイントメントによって応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) 2019~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) 71200 2024~2025 1・2・3・4 - -