授業コード | 70012502 | 単位数 | 2 |
科目名 | 地域プロジェクトA | クラス | 02 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 三浦 浩之 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会的起業家としての社会・地域課題解決方策の創案と社会実装 |
学修の概要 | を収集し、効果的なビジネス・ソリューションを考案するとともに、課題解決の実現に向けたイノベーションに挑戦します。すなわち、社会課題を解決するという点により重点を置いている起業家である、社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)としての第一歩を踏み出してもらいます。 |
学修の到達目標 | ①社会・地域課題を自ら発見し、ビジョンをもとに着想し、創造性を発揮して、その解決を図るための方策を、社会起業家としてのアプローチで創案し、起業を意識しての社会実践にむけての事業企画ができるようになること。 ②実社会で行われている社会・地域課題解決のコンテストに応募できる様になること。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:社会起業家とは 社会起業家について説明できるようになる |
第2回 | 取り組む社会問題を定める 自分の思いをスタートとして、取り組む社会・地域問題を定め、それを説明できるようになる |
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第3回 | ソーシャルコンセプトを考える① 社会問題の「現状」を徹底的に考える 取り組む社会・地域問題の生起構造について説明できるようになる |
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第4回 | ソーシャルコンセプトを考える② 社会問題の「理想」を徹底的に考える 取り組む社会課題・地域問題が無くなった時の社会の状態=理想について考え、これを説明できるようになる |
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第5回 | ソーシャルコンセプトを考える③ 社会問題の「対策」を徹底的に考える 取り組む社会・地域問題をなくすための「対策」=課題を発見し、これを説明できるようになる |
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第6回 | ソーシャルコンセプトを考える④ 当事者ヒアリング~「行動」を聞く 取り組む社会・地域問題の当事者へのヒアリングを実施し、問題に関わる「行動」を把握し、これを説明できるようになる |
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第7回 | ソーシャルコンセプトを決める 取り組むことのソーシャルコンセプト(誰のどんな社会問題を、どのように解決して、どのような社会を実現していくのか。 つまり、社会をどのようにリデザインしていくのかを描いたもの。)を見定めることができるようになる |
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第8回 | 制約条件を考える ソーシャルコンセプトに基づく取り組みを進めるにおける制約条件を知り、これを説明できるようになる |
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第9回 | ビジネスモデルを考える① 誰に(ターゲット) ソーシャルコンセプトに基づくソーシャルビジネスのターゲットを見定めることができるようになる |
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第10回 | ビジネスモデルを考える② 何を(提供価値) 取り組むソーシャルビジネスが提供する価値は何であるかを見定めることができるようになる |
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第11回 | ビジネスモデルを考える③ どうやって(プロダクト) 取り組むソーシャルビジネスにおいて、ターゲットに対して価値を、どのように提供するかを考案し、これを説明できるようになる |
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第12回 | ビジネスモデルを考える④ 提案するビジネスが社会普及すること生まれる社会インパクトは何? 取り組むソーシャルビジネスが社会に普及することで生まれる社会インパクト((短期、長期の変化を含め、当該事業や活動の結果として生じた社会的、環境的なアウトカム)が何であるかを把握して、説明できるようになる |
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第13回 | ビジネスモデルを考える⑤ 社会実装を進めるうえでの課題は? 取り組むソーシャルビジネスを社会実装する上での課題(障壁)を発見できるようになる |
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第14回 | プロジェクト成果共有 取り組むソーシャルビジネスを端的に紹介できるようになる |
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第15回 | 期待できる社会インパクトは何? 自らの考案したソーシャルビジネスによって期待できる社会インパクトを再検討し、授業全体の成果を整理することで、学外のソーシャルビジネスコンテスト等へ応募ができるようになる |
授業外学習の課題 | 【事前学習】プロジェクトを立案するために十分にリサーチを行うこと、地域の人々の声を聞くこと。授業時間は各自の取組の共有化とディスカッションを行なうため、当該授業前にその準備を整えておくこと(各回2時間程度) 【事後学習】授業内での対話を振返り、自身のプロジェクトの立案修正に活かせるようにまとめる(各回1時間程度) |
履修上の注意事項 | 履修については、選考があります。 募集要項をご覧になって所定の申し込みをするようにお願いいたします。 ブレンド型授業として実施します。 Classroomにて、動画と課題を掲出しますので、取り組んでください。 --公認欠席-- ・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付またはclassroom上で閲覧可能状態にします。 ・公認欠席時の課題については、代替措置(提出期日延長、別途課題など) で対応します。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置(動画提出)で対応します。 主体的にプロジェクトを実践することを意識してもらう必要があります。基礎演習、ゼミナールやソーシャルイノベーション論、地域資源ビジネス(地域資源創造論)、ソーシャルビジネス論等と関連させてプロジェクトを実践することも可能です。 なお、授業計画は変更することがあります。 フィールドサーベイを行うため保険に加入してもらいます(340円)。 *4年次に地域プロジェクトA・B/I・IIを履修した場合も、卒業研究を履修することができます。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 企画・実装したプロジェクトの内容(50%)と、対象地域での社会実装の取り組み(30%)、期待できるソーシャルインパクト(20%)を基本として、総合的に評価します。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 筧裕介、『持続可能な地域の作り方 未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン』、英治出版 筧裕介、『人口減少xデザイン 地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える』、英治出版 田口一成「9割の社会問題はビジネスで解決できる」PHP研究所(2021) SSIT Japan 「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー ベストセレクション10 これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。」、SSIR Japan(2021) SSIT Japan「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版 05―コミュニティの声を聞く。」SSIR Japan(2023) |
主な関連科目 | 地域コミュニケーション、ソーシャルイノベーション論、合意形成論、地域資源ビジネス(地域資源創造論)、基礎演習、生涯学習支援論I・Ⅱ,社会教育経営論I・Ⅱ、社会教育演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時相談に応じます。大学メールにてコンタクトください。 課題やワークの講評は次回授業等で随時行います。 |
添付ファイル | 001309359.pdf | 説明 | 中小企業庁「ゼブラ企業の創出・育成に向けて」 |
URLリンク | ボーダレス・ジャパン |
URLリンク | taliki |
URLリンク | ZEBRA AND CAMPANY |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) | FGGP30901 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) | FGRA30901 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |