授業コード | 70003300 | 単位数 | 2 |
科目名 | 国際日本学 | クラス | |
履修期 | 第3学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 三上 貴教 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | アメリカ・イン・ジャパンを考える |
学修の概要 | 日本に関する文献をテキストとして、その内容を掌握し、時に批判的視座を交えて検討する。テキストには以下の項目が並ぶ。 (1)イントロダクション:アメリカ・イン・ジャパン、(2)ペリーの「遠征」と黒船の「来航」、(3)捕鯨船と漂流者たち、(4)宣教師と教育の近代、(5)反転するアメリカニズム、(6)空爆する者 空爆された者、(7)マッカーサーと天皇、(8)アトムズ・フォー・ドリーム、(9)基地から滲みだすアメリカ、(10)アメリカに包まれた日常。 本書を通して、日本に関する問題を考える契機としてほしい。また、テキストに加えて、毎回新聞記事に基づく時事的な国際問題を取り上げる。現在進行形の国際問題と日本に関連する知識を随時確認する。 |
学修の到達目標 | アメリカ・イン・ジャパンを考え、自分の意見を発表できるようにする。 |
授業計画 | 第1回 | 授業の進め方と評価についてを中心としたオリエンテーションを実施する。なお時事的な国際問題は初回から5点分の対象とする。次回取り扱う三上論文を配布する。 |
第2回 | この回のみ、日本の首相による施政方針演説を分析した三上論文を取り扱い、その内容を理解し説明できるようになる。 | |
第3回 | テキストのイントロダクション:アメリカ・イン・ジャパンのセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第4回 | テキストのペリーの「遠征」と黒船の「来航」のセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第5回 | テキストの捕鯨船と漂流者たちのセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。また次回取り扱う論文を配布する。 | |
第6回 | この回はテキストを離れ、トランプ外交と日本(1)を考察し、その内容を説明できるようになる。 | |
第7回 | テキストの宣教師と教育の近代のセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第8回 | テキストの反転するアメリカニズムのセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第9回 | テキストの空爆する者 空爆された者のセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。また次回取り扱う論文を配布する。 | |
第10回 | この回はテキストを離れ、トランプ外交と日本(2)を考察し、その内容を説明できるようになる。 | |
第11回 | テキストのマッカーサーと天皇のセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第12回 | テキストのアトムズ・フォー・ドリームのセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第13回 | テキストの基地から滲みだすアメリカのセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第14回 | テキストのアメリカに包まれた日常のセクションを理解し、その内容を説明できるようになる。 | |
第15回 | 試験対策として、授業で取り扱ったテキストに関する質疑応答の時間とする。 |
授業外学習の課題 | テキストをしっかりと読み、その内容の大方が理解されていることが前提となる。テキスト等を読むために毎回60分程度の事前学修が必要になる。また授業後に復習の意味でテキストを読み返すことを薦める。その事後学修として毎回60分程度の事後学修が目安となる。 |
履修上の注意事項 | 授業の前にテキストをしっかりと読んでおく。受講生はMoodleを用いて、授業に関する質問を提出する。授業はテキストに基いて進めるため、事前に必ず購入しておくこと。 テキストに加え、国際社会や日本政治の時事的な動きをおさえるために、毎回、新聞記事(社説が中心となる)を配布する。これについても2回以上の質問・意見を求める。 テキストに関する質問は、授業に出席してはじめて5点分の基礎点として換算する。時事的問題も授業に出席している学生に提起の権利がある。基礎点満点を獲得しておくためには、少なくとも6回の出席が義務付けられている。逆に言うと、初回を除き、他の8回の出欠は受講生の判断による。8回すべてが公認欠席となる場合は常識的には考えられないので、本授業において公認欠席は考慮の対象とならない。ただし、時事的問題を考察するための新聞記事に基づく資料は、公認欠席時の場合後日配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 試験70%、授業に関する質問の提出4回と時事的問題に関する質問意見2回を、1回分5点として30%。授業(テキスト)に関する質問と時事的問題に関する質問は、同一の授業回ではどちらかにしかカウントされないことに留意すること。 |
テキスト | 吉見俊哉『アメリカ・イン・ジャパン』(2025年、岩波新書)。 |
参考文献 | 適宜授業中に紹介する。 |
主な関連科目 | 国際政治学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
昼休みに設定する。事前にメール(tmikami*shudo-u.ac.jp/ただし*を@に代える)で三上まで問い合わせる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | - | 2017~2017 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED24315 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED24315 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際政治領域) | FGGP20407 | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際政治領域) | FGGP20407 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際政治領域) | 71300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(政治領域) | FGRA20307 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(政治領域) | FGRA20307 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(政治領域) | 72300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |