授業コード 70001202 単位数 2
科目名 Cross-Cultural Communicatio クラス 02
履修期 第2学期 カリキュラム *下表参考
担当者 黒住 奏 配当年次 *下表参考

授業の題目 Cross-Cultural Communication_02
学修の概要 グローバリゼーションが急速に進む社会において、異文化の人々とコミュニケーションを取り、より良い関係を築くためには、何を知り、何ができるようになる必要があるのでしょうか?私たちはまず、「言語」(例えば英語が流暢に話せること)を思い浮かべるかもしれません。しかし、それだけでは十分ではないことは明らかです。本講座では、「文化」や「異文化コミュニケーション」の基本的な概念を探りながら、異文化コミュニケーションそのものである日々の生活や行動を振り返り、自分自身の個性を持った個人として、他者や自分自身を理解することを学びます。

*この授業は参加型授業です。アクティビティやペア・グループワークを中心に進めていきます。
*シラバスは進度によって変更になる場合があります。
学修の到達目標 ・異文化コミュニケーション基本理論を学び、クラスメートと課題やアイデアの共有を通して、コミュニケーションについて考えることができる。理論と実践に基づいたスキルを身につけそれを実践することができる。
・世界の事象において、文化的背景を理解した包括的な考えを持つことができる。
授業計画 第1回 Course Introduction: ガイダンス、Intro to Cross-Cultural Communication, Introduce Yourself
異文化コミュニケーション学の導入を通して基礎的な知識を得ることができる。
第2回 文化とは Part 1 / 見える文化と見えない文化
自分の経験を振り返りながら、「文化」について基礎的な知識を得て、それについて述べることができる。
第3回 文化とは Part 2 / わたしの文化とあなたの文化
自分の経験を振り返りながら、「文化」について基礎的な知識を得て、それについて述べることができる。
第4回 異文化適応
自分の経験を振り返りながら、「異文化適応」について知識を得て、それについて自分の言葉で語ることができる。
第5回 異文化シミュレーション
体験型ラーニングを通して「異文化」を体験し、自分がどのような反応をするかを見つめることができる。
第6回 異文化の認識 : ステレオタイプ
自分の経験を振り返りながら、「ステレオタイプ」について考え、それについての自分の意見をグループで発言することができる。
第7回 異文化の認識:偏見と差別
自分の経験を振り返りながら、「偏見と差別」について知識を得て、社会にある偏見と差別を見つめ直し気づきを得ることができる。
第8回 異文化の認識:マイクロアグレッション、マジョリティマイノリティ、特権
「マイクロアグレッション、マジョリティマイノリティ、特権」という言葉について学び、自分の経験を振り返り言語化することができる。
第9回 前半のまとめ、リフレクションペーパーの準備 Part-1
前半で学んだ内容を振り返り、異文化コミュニケーションがテーマの映画を異文化コミュニケーション学の視点から分析することができる。
第10回 リフレクションペーパーの準備 Part-2
異文化コミュニケーションがテーマの映画を異文化コミュニケーション学の視点から分析することができる。
第11回 世界の価値観、異文化トレーニング
ロールプレイを通した体験型の学習スタイルで、世界の様々な価値観を学ぶことができる。
第12回 言語コミュニケーション:自分を知る
コミュニケーションについて基礎的な知識を得て自分のコミュニケーションスタイルを知ることができる。
第13回 非言語コミュニケーション:相手を知る、アサーティブコミュニケーション
非言語コミュニケーションについて基礎的な知識を得て、様々な場面でより良いコミュニケーションをとる方法を学ぶことができる。
第14回 後半のまとめ、ファインプレゼンテーション(多文化共生社会の実現に向けて) 準備 Part 1
後半で学んだことを振り返り、授業全体を通して学び考えたことを振り返り、多文化共生社会を実現するためのプロジェクト案を作ることができる。
第15回 ファイナルプレゼンテーション(多文化共生社会の実現に向けて)準備 Part 2
多文化共生社会を実現するためのプロジェクトをグループでコミュニケーションを取りながら協力して作ることができる。
授業外学習の課題 ・講義毎2時間程度の復習・リフレクション・課題の取り組みが必要です。
・授業外の日々の日常生活の中で、毎日30−40分 (週に4-5時間)は授業で習った視点で日々の体験や見聞したことを見つめ、振り返る時間を作ってください。
*講義毎に取り組む課題や、日々取り組むリフレクションクエスチョンは、授業毎に提示します。
履修上の注意事項 ・アクティビティやペア・グループワークを中心に進める参加型授業なので、能動的な授業態度が求められます。
・4回以上の欠席は単位認定できない場合があります。
・欠席、遅刻は必ず担当講師にメールで連絡してください。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないように配慮します。
・公認欠席時の資料は後日配布します。
・課題提出日や授業内アクティビティの日に公認欠席となる場合は、代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 Assignments (課題):45%
In-class performance(授業参加度:ディスカッション、グループワークなど): 10%
Reflection Paper (中間レポート):20%
Final Group Presentation(ファイナルグループプレゼンテーション):25%
テキスト なし
参考文献 異文化理解入門 (原沢伊都夫 研究者)
多文化社会で多様性を考えるワークブック(新井久容・新城直樹・山本冴里 他 研究者)
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・質問・相談は、授業の前後およびemailで受け付けます。
・プレゼンテーションやディスカッションなどの口頭で行う課題へのフィードバックは、パフォーマンス終了後にコメントおよび書面にて返却します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) FGGP10301 2019~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) FGGP10301 2023~2023 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) 71200 2024~2025 1・2・3・4