授業コード 64002502 単位数 1
科目名 食品衛生学実験 クラス 02
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 新田 由美子 配当年次 *下表参考

授業の題目 食品衛生学実験 Experiments concerning to the Food Hygiene
学修の概要 食品の変質、食中毒、食品添加物などについて、食品衛生学で学んだ事項を確認します。
理化学実験を通じ、食品の安全性と衛生管理に係る理解を深めます。
水質検査、食品中の食品添加物(発色剤、保存料、金属元素等)の検出、食材中のアレルゲン検査を行います。滅菌法の基本操作、作業環境清浄度を検査・評価・改善する方法を習得します。
学修の到達目標 食品衛生学で学んだ事項の定着を目標とします。
HACCPに準拠した衛生管理の重要性を習得します。
身近な食材、食品及び施設を題材とし、衛生環境整備の方法を修得します。
授業計画 第1回 オリエンテーション(実験室ルール、実験レポートの書き方、単位認定)。
食品衛生に係る問題提起(「食と健康=安全・安心な生活」とは〜毒性病理学への招待)。
第2回 DNAを抽出する(ブロッコリー、キャベツ、鶏肉、魚肉)。
ゲノム科学(DVD)
第3回 汚染度の検査(クリーンチェッカー、ルミテスターを用いて)。
第4回 カキの衛生管理(カキの解剖、加熱殺菌、滅菌操作)。
嘔吐物の処理(嘔吐物処理キットを用いて)。
第5回 食品添加物の評価(ハム、ソーセージの亜硝酸ナトリウムを簡易計測する)。
第6回 衛生管理の方法と評価(アレルゲンとしての手袋、顕微鏡操作)。
食物アレルギーの理解(アレルゲンの検出検査)。
第7回 水質検査(河川水、海水、井戸水、水道水、池の水)と評価(pH, 臭気・味・色度, 重金属, 塩化物イオン濃度, 亜硝酸, 有機物, COD, BOD)。
第8回 器具(包装容器やプラスチック製品)の衛生管理(電子レンジによる変性や変形、酸・塩基による変性や変形)。
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
授業外学習の課題 毎回の実験の詳細を実験ノートに記入してください。実験ノートを元に、実験レポートを作成してください。Shudo Moodle上で授業内容・資料等を確認することができます。
履修上の注意事項 対面授業です。
出席確認は、毎回のレポート提出時に行います。
原則、全ての回への出席が求められ、公認欠席は欠席として扱われます。やむをえず欠席した場合には、Shudo Moodle上で授業内容等を確認・必要に応じダウンロードしてください。

第1回に、用意するものは以下です。
白衣。大学ノート(A4サイズ、1冊)。食品衛生学の授業外学習課題をハードコピー(プリントアウト)したもの。
成績評価の方法・基準 実験レポート(60%)、大学ノート(40%)。
原則、全ての回への出席が求められ、公認欠席は欠席として扱われます。
テキスト 後藤政幸(編)Nブックス 実験シリーズ 食品衛生学実験 建帛社
有薗孝司(編)健康・栄養科学シリーズ 食べ物と健康~食品の安全、南江堂
参考文献 随時、紹介します。
主な関連科目 食品衛生学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時、対応します。
URLリンク 食品添加物一覧

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(食べ物と健康) FHNU20308 2018~2022 2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(食べ物と健康) FHNU20308 2023~2023 2・3・4
健康科学部健康栄養学科(食べ物と健康) 62200 2024~2025 2・3・4