授業コード 64001402 単位数 1
科目名 解剖生理学実験 クラス 02
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 石田 万里 配当年次 *下表参考

授業の題目 解剖生理学実験
学修の概要 解剖生理学の講義で学んだ知識を基盤とし、生体の構造と機能の統合的な理解を深めることを目的とする。各臓器の形態や組織の観察を通じて、正常な生体の構造を把握し、それが機能とどのように関連しているかを学修する。さらに、疾患時の形態的・機能的変化についても理解を深め、病態生理の理解へとつなげる。実験や観察等を通して生命に対する倫理的な姿勢を養う。
[実務経験内容:医療機関における臨床医としての診療経験]
学修の到達目標 ①栄養アセスメントへ発展させる基礎として、人体の基本的な構造や形態、仕組みを理解し、器官の生理的機能と調節機構を体系的に説明できる。
②病気の成り立ちへ発展させる基礎として、人体の細胞や組織の構造や仕組みを理解し、説明できる。
③人体の生活活動機構や環境変化に対する生理反応を理解し、説明できる。
④各臓器の代表的な疾患の組織像を理解し、説明できる。
授業計画 第1回 第1回 解剖生理学実験のオリエンテーションの後、即時型アレルギーの検査を実践しアレルギー疾患の理解を深める。
第2回 第2回 循環系の実験を通して循環調節について理解する。
内容:バイタルサインの測定、血圧を測ってみよう。心電図をとってみよう、運動するとどのように変化する?心音を聞こう。
第3回 第3回 血液・血球に関する実験を通して血液の働きを理解する。
内容:血液の組成をみてみよう。血液サンプル作成・血球の観察(顕微鏡)を行う。血球数測定を行う。
第4回 第4回 呼吸器系に関する実験を通して呼吸機能、呼吸調節を理解する。
内容:呼吸数の測定とその変化を観察しよう(安静時、運動時)。呼吸機能検査をしてみよう。
第5回 第5回 腎・泌尿器系の実験を通して腎の機能とそれを変化させる要因を理解する。
内容:尿検査をしてみよう。浸透圧実験ー塩分・糖分濃度が多いとどうなる?クレアチニンクリアランスの計算をしてみよう。
第6回 第6回 消化器系の正常組織と疾患による変化を観察する。
内容:顕微鏡を用いて、消化器系の細胞・組織の観察を行う。
第7回 第7回 神経系・感覚器系の実験を通して感覚機能の理解を深める。
内容:感覚機能検査(触圧点、痛点)をしてみよう。味覚の分布を実験してみよう。
第8回 第8回 微生物の観察を通して感染症への理解を深める。
内容:顕微鏡を用いて固定された微生物の観察を行う。
第9回 なし
第10回 なし
第11回 なし
第12回 なし
第13回 なし
第14回 なし
第15回 なし
授業外学習の課題 対面講義の実習をおこないますので、事前に授業内容に関する単元を解剖生理学のテキスト等で確認しておくこと。
履修上の注意事項 ①授業のはじめに、内容の説明を行います。遅刻をしないように毎回出席すること。
②毎回の実験結果のレポートを、提出期限を守って提出してください。
③毎回、解剖生理に関するプリントを配布します。次の実験日までに穴埋めをし提出すること。
④2/3以上の出席者を評価対象とします。
⑤公認欠席は欠席として扱います。出席数にカウントされませんので注意してください。欠席時の資料があれば後日配布しますので取りにきてください。
⑥欠席した場合、実験に関する内容を自分で学習してレポートを作成し提出してください。
成績評価の方法・基準 実習レポート(80%)、解剖生理プリント提出(20%)
テキスト 中西温子他 著 『管理栄養士をめざす学生のための解剖生理学実験ノート』(帝塚山大学出版会)
参考文献 青峰正裕・藤田守 著 『解剖生理学実験』(建帛社)
主な関連科目 解剖生理学 、臨床医学 、臨床栄養学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メール(mishida@alpha.shudo-u.ac.jp)で質問・相談に応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち) FHNU20213 2018~2022 2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち) FHNU20206 2023~2023 2・3・4 - -
健康科学部健康栄養学科(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち) 62200 2024~2025 2・3・4 - -