授業コード 63005910 単位数 2
科目名 演習Ⅲ クラス 10
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 義田 俊之 配当年次 *下表参考

授業の題目 心理学演習
学修の概要 本ゼミでは,3年次後期に絞り込んだ研究テーマについて,先行研究のさらなる検討を行い,研究計画を具体化します。研究方法の検討と改善を重ねることで,実現可能な研究計画を完成させます。
【実務経験内容:精神科クリニックにおいて予診の聴取や臨床心理面接の実施。中学・高校のスクールカウンセラーとして生徒・保護者へのカウンセリングおよび教職員へのコンサルテーション】
学修の到達目標 1.先行研究を体系的に整理し,研究の位置づけを明確にできる
2.研究テーマを具体的な研究課題として定式化できる
3.実現可能な研究方法を選択し,研究計画を立案できる
4.研究計画の問題点を把握し,適切に改善できる
授業計画 第1回 オリエンテーション(1):前期の進め方の説明,各自の研究テーマの確認,スケジュールの共有,成績評価の方法と基準
第2回 オリエンテーション(2):研究計画書の作成方法を学び,発表の具体的な準備方法を理解する
第3回 研究課題の具体化(1):発表者が先行研究を整理し,研究課題を具体的に提示する
第4回 研究課題の具体化(2):発表者が先行研究を整理し,研究課題を具体的に提示する
第5回 研究課題の具体化(3):発表者が先行研究を整理し,研究課題を具体的に提示する
第6回 研究方法の構想(1):発表者が研究課題に適した研究方法を具体的に提案する
第7回 研究方法の構想(2):発表者が研究課題に適した研究方法を具体的に提案する
第8回 研究方法の構想(3):発表者が研究課題に適した研究方法を具体的に提案する
第9回 中間まとめ:研究課題と研究方法の対応関係を全員で確認し,各研究の改善点を整理する(オンデマンド)
第10回 研究方法の見直し(1):発表者が計画した研究方法の問題点を検討し,実施可能な形に改善する
第11回 研究方法の見直し(2):発表者が計画した研究方法の問題点を検討し,実施可能な形に改善する
第12回 研究方法の見直し(3):発表者が計画した研究方法の問題点を検討し,実施可能な形に改善する
第13回 最終研究計画の発表(1):発表者が改善した研究計画を発表し,実現可能性を最終確認する
第14回 最終研究計画の発表(2):発表者が改善した研究計画を発表し,実現可能性を最終確認する
第15回 最終研究計画の発表(3):発表者が改善した研究計画を発表し,実現可能性を最終確認する
授業外学習の課題 ・研究計画の立案に向けて,「文献収集・整理」,「研究課題の具体化」,「研究方法の検討」,「研究計画書の作成・改訂」の各段階で必要な作業を計画的に進める。
・必要な学習時間は,授業1回あたり,少なくとも事前学習2時間(発表資料の作成,文献の読み込み),事後学習2時間(指摘事項の整理,研究計画の修正)である。
履修上の注意事項 ・遅刻・欠席をしないこと(やむを得ない場合は必ず事前に連絡すること)。
・建設的な時間となるよう,積極的にディスカッションに参加すること。
・フィードバックを受けて物事を改善すること。
・公認欠席は欠席として扱うが,単位認定要件には影響しないよう配慮する。発表担当時に公認欠席となる場合は代替措置で対応する。
・ブレンド型授業を実施する。
成績評価の方法・基準 発表内容(論文読解の正確さ=30%,発表の明瞭簡潔さ=20%),ディスカッションへの参加(理解の正確さ=25%,建設的な意見=25%)により評価する。
テキスト なし
参考文献 ・南風原 朝和(2011).臨床心理学をまなぶ7 量的研究法 東京大学出版会
・各人の研究テーマに合わせて適宜紹介する。
主な関連科目 演習Ⅰ,演習Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・研究を進める上での質問や相談は,授業内,あるいはメールなどで随時受け付ける。
・対面を希望する場合は早めにアポイントを取ること。
・課題に対するフィードバックは授業内に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS37305 2018~2022 4 - - - - -
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS35305 2023~2023 4 - -
健康科学部心理学科(専門発展) 61400 2024~2025 4 - -