授業コード | 63005710 | 単位数 | 2 |
科目名 | 演習Ⅰ | クラス | 10 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 義田 俊之 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 心理学演習 |
学修の概要 | 本ゼミでは,『臨床心理学をまなぶ7 量的研究法』(南風原朝和 著)をいっしょに読みます。臨床心理学における代表的な研究例の検討から始め,研究立案の具体的な方法,データ分析の実際まで,量的研究の全体像を体系的に学習します。 【実務経験内容:精神科クリニックにおいて予診の聴取や臨床心理面接の実施。中学・高校のスクールカウンセラーとして生徒・保護者へのカウンセリングおよび教職員へのコンサルテーション】 |
学修の到達目標 | 臨床心理学の研究法を解説した専門書の各章について,簡潔明瞭に要約したレジュメを作成し,解説することができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:ゼミの進め方についての説明,発表担当の割当決定,評価方法の説明 |
第2回 | 臨床心理学と量的研究(第1章)の報告とディスカッション(要約の仕方,レジュメの作り方,報告の仕方を義田が解説します) | |
第3回 | 心理療法の効果研究(第2章)の報告とディスカッション | |
第4回 | 心理的問題のメカニズム研究(第3章)の報告とディスカッション | |
第5回 | アセスメントツールの評価研究(第4章)の報告とディスカッション | |
第6回 | 量的研究のプロセスとロジック(第5章)と変数と研究アプローチの選択(第6章)の報告とディスカッション | |
第7回 | 実験研究I――問いを深める工夫(第7章)の報告とディスカッション | |
第8回 | 実験研究II――デザインを強くする工夫(第8章)の報告とディスカッション | |
第9回 | 中間まとめ:第1章から第8章までの要点を整理し,研究法の基礎を確認する(オンデマンド) | |
第10回 | 調査観察研究(第9章)の報告とディスカッション | |
第11回 | 個に注目した研究(第10章)の報告とディスカッション | |
第12回 | より多様な研究へ(第11章)の報告とディスカッション | |
第13回 | 2変数データの分析法(第13章)の報告とディスカッション | |
第14回 | 多変数データの分析法(第14章)の報告とディスカッション | |
第15回 | その他の分析法と総括(第15章)の報告とディスカッション,総括 |
授業外学習の課題 | ・輪読に向けて,「担当箇所の読み込み」,「レジュメの作成」,「発表準備」,「学んだ研究法の整理」の各段階で必要な作業を計画的に進めます。 ・必要な学習時間は,授業1回あたり,少なくとも事前学習2時間(教科書の予習,発表準備),事後学習2時間(学習内容の整理,提起された疑問点の検討)です。 |
履修上の注意事項 | ・遅刻・欠席をしないこと(やむを得ない場合は必ず事前に連絡すること)。 ・建設的な時間となるよう,積極的にディスカッションに参加しましょう。 ・公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には影響しないよう配慮する。発表担当時に公認欠席となる場合は代替措置で対応します。 ・ブレンド型授業を実施します。 |
成績評価の方法・基準 | 発表内容(論文読解の正確さ=40%,発表の明瞭簡潔さ=20%),ディスカッションへの参加(理解の正確さ=20%,質問量=20%)により評価する。 |
テキスト | 南風原 朝和(2011).臨床心理学をまなぶ7 量的研究法 東京大学出版会 |
参考文献 | 授業内で適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 演習Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・質問や相談は,授業内,あるいはメールなどで随時受け付けます。 ・対面を希望する場合は早めにアポイントを取ってください。 ・課題に対するフィードバックは授業内に行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37303 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS35303 | 2023~2023 | 3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |
健康科学部心理学科(専門発展) | 61400 | 2024~2025 | 3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |