授業コード | 63005702 | 単位数 | 2 |
科目名 | 演習Ⅰ | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 増田 尚史 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 実験心理学セミナー(1) Experimental Psychology Seminar (1) |
学修の概要 | 認知心理学的研究の知見・技法をもとに,研究上解決すべき問題を他のメンバーと討論し,解決に向けた方法を考案する。これらの活動を通じて,自身が「卒業論文」で実施する研究テーマの方向性を絞り込む。 なお,この授業は心理学科が求めている「思考力」「表現力」「協創力」を涵養するための科目である。 |
学修の到達目標 | ・研究上解決すべき問題を他のメンバーと適切に討論し,解決に向けた方法を協創できるようになること。 ・この活動を通じて,自身の卒業論文研究のテーマの絞り込みができるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション(1):「卒業論文」完成までの授業の方針説明 |
第2回 | イントロダクション(2):興味・関心のある研究領域の報告 | |
第3回 | 感覚:心理量をどのように測定するか? | |
第4回 | 【オンライン授業】 視覚:色の好みを規定する要因は何か? |
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第5回 | 聴覚:音楽の好みを規定する要因は何か? | |
第6回 | 物体認知:見間違いを防ぐにはどうすればよいか? | |
第7回 | 注意:注意力の高低をどのように測定するか? | |
第8回 | 記憶①:ネガティブ感情を伴う記憶は忘れにくいのか? | |
第9回 | 記憶②:好みの容貌(顔貌)はその記憶を促進するか? | |
第10回 | ヒューマン・エラー①:間違い行動を起こさないためのコツはあるか? | |
第11回 | ヒューマン・エラー②:大学キャンパスからバリアをなくすにはどうすればよいか? | |
第12回 | 思考と問題解決①:就職活動のエントリー先はどのように絞り込めばよいか? | |
第13回 | 思考と問題解決②:批判的思考をどのように身につければよいか?(GPS-Academicの受検) | |
第14回 | 先行研究の検索方法 | |
第15回 | 夏季休暇中の研究計画:研究計画書の提出と報告 |
授業外学習の課題 | ・各授業回での討論のために予め解決方法を考えておくことを求める。 ・授業テーマと関連する疑問についても予め考えておくことを求める。 ・夏季休暇中の研究計画についてのレポートの作成を求める。 以上の課題には合計で少なくとも60時間を要する。 |
履修上の注意事項 | ・授業の性質上,欠席は厳に慎むこと。公認欠席を除いて4回以上欠席した場合には単位を認定しない。 ・公認欠席の場合には,資料等を後日配布する。 ・討論へ積極的に参与すること。 ・討論内容の振り返りのために,授業内での発話を録音する。 ・ブレンド型授業を実施し,第4回(4月30日)は同時双方向によるオンライン授業とする(Zoomを使用)。 |
成績評価の方法・基準 | 討論への参与度(提案量=20%,提案の質=20%,質問量=20%,批評の正確性=20%,計80%),および学期末の研究計画書(20%)により評価する。 なお,討論への参加度には思考力および協創力が反映され,研究計画書には思考力および表現力が反映されていると想定している。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 「演習II_02」「知覚・認知心理学」「学習・言語心理学」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・研究テーマや報告内容に関するフィードバックは,その都度,授業内において行う。 ・より複雑な事案については,事前にアポイントメントを取った上で,質問・相談をすること。 電話:082-830-1202(直通)もしくは内線3220 電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp 面談場所:協創館8410教室もしくは3号館2階談話スペース(質問・相談の内容による) |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37303 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS35303 | 2023~2023 | 3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |
健康科学部心理学科(専門発展) | 61400 | 2024~2025 | 3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |