授業コード 63005201 単位数 1
科目名 心理学特殊実習 クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 増田 尚史 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 心理学の実験・調査を体験する
学修の概要 オムニバスによる実習の授業である。4つの研究課題について、実験や調査等を実際に行う。
各担当者の研究課題、作業資料、レポート(報告書)課題等については、授業開始時に配布する。
心理学科の必須の授業であることを認識し、積極的に取りくむことが求められる。
学修の到達目標 各研究課題について理解した上で、レポート課題を適切に書くことができる。
授業計画 第1回 イントロダクション:各研究分野の全体的説明と授業で取り上げる研究課題(実験実習)の位置づけの解説
第2回 臨床心理学領域:心理学的支援の効果を検証しよう(効果検証の考え方,支援・測定内容の説明,仮説の検討)
第3回 臨床心理学領域:心理学的支援の効果を検証しよう(データ分析,仮説の検証)
第4回 臨床心理学領域:心理学的支援の効果を検証しよう(報告書の作成)
第5回 応用心理学領域:「集団への忠誠は他国への敵意に変わるか?」質問紙調査その1(理論の説明、データセット作成)
第6回 応用心理学領域:「集団への忠誠は他国への敵意に変わるか?」質問紙調査その2(データ分析と結果のまとめ)
第7回 応用心理学領域:「集団への忠誠は他国への敵意に変わるか?」質問紙調査その3(報告書の作成)
第8回 犯罪心理学領域:反応時間による隠匿情報検査(いわゆるウソ発見検査)の方法(実験の実施,隠匿情報検査概論,作業仮説の検討)
第9回 犯罪心理学領域:反応時間による隠匿情報検査(いわゆる嘘発見)の方法(データ分析,仮説検証)
第10回 犯罪心理学領域:反応時間による隠匿情報検査(いわゆる嘘発見)の方法(報告書の作成)
第11回 認知心理学領域:文字検出実験を通じた反応時間と誤反応率の測定(実験実施,作業仮説・理論仮説の検討)
第12回 認知心理学領域:文字検出実験を通じた反応時間と誤反応率の測定(データ整理・分析,仮説の検証,レポート作成に向けて)
第13回 認知心理学領域:協創的思考実験を通じたプロトコル分析(実験実施,データ整理・分析)
第14回 認知心理学領域:協創的思考実験を通じたプロトコル分析(仮説の創出,レポート作成に向けて)
第15回 【オンライン授業】
まとめ:各研究課題に関する講評
授業外学習の課題 各担当者から課される事前課題・事後課題(レポート(報告書)の作成・提出を含む)に取り組むこと。
各回の事前学習・事後学習にはそれぞれ2時間を要する。
履修上の注意事項 各担当者の授業回数は3回ないし4回である。各担当者が課題を実施する。それぞれの担当者の指示のもと履修すること。
公認欠席を除き,欠席は原則認められない。公認欠席の場合には,担当者に連絡しその指示に従うこと。
実験・調査データの共有や公認欠席した回の資料等の配布をMoodle経由で行うことが多いので,Moodleの使用には慣れておくこと。
ブレンド型授業を実施し,第15回(7月21日)はZoomを用いた同時双方向によるオンライン授業とする。
成績評価の方法・基準 実験・調査の各課題レポート(報告書)について、個別に評価した成績を集計し、担当者全員で総合的に判定して評価する。
テキスト 各担当者が必要に応じて適宜指示する。
参考文献 各担当者が必要に応じて適宜指示する。
主な関連科目 「心理学実験Ⅰ」「心理学実験Ⅱ」「心理学研究法」「心理学統計法Ⅰ」「心理学統計法Ⅱ」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
各担当者が、授業の中でオフィスアワーならびに質問・相談、レポートのフィードバックについての対応方法を伝える。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS27301 2018~2022 2・3・4 - - - - -