授業コード 50029300 単位数 2
科目名 入門特殊講義 (食文化論) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 三本木 至宏 配当年次 *下表参考

授業の題目 入門特殊講義 (食文化論)、Special Lecture for Introduction(Food Culture)
学修の概要 食生活を営む上で、その文化的背景を知ることは、食を豊かに楽しむことにつながります。本講義では、食文化に関する関心を高め、関連する基礎知識を身につけることを目的とします。
学修の到達目標 ①食材、料理、食品マーケティングに関する基礎知識を身につけることができる。
②食の文化が人間生活にどのように関わっているかを知ることができる。
③食文化について自ら考えを伝えることができる。
授業計画 第1回 イントロダクション:本講義の概要と授業方針(成績評価等)を理解し、扱う主要な項目を概観する。
第2回 食文化の多様性:人類の歩みと食物の関係を学び、社会における食の現状を把握する
第3回 世界の食文化:日本を除く各国の食文化を概観する
第4回 日本の食文化:日本の食文化史とその地域性を理解する
第5回 発酵食品の基礎知識:発酵食品を製造する微生物に関する知識を修得した上で、食卓を豊かにする発酵食品に関する知識を説明できるようになる
第6回 チーズの科学:発酵食品のうちチーズの文化面、製造過程に関する知識を説明できるようになる
第7回 アルコール発酵と酵素科学の歴史:発酵食品のうち酒の文化面に関する知識と発酵に係る酵素の役割に関する知識を説明できるようになる
第8回 第1回から第7回のまとめ:第1回から第7回までの学びを振り返り、得た知識を小テストによって定着させることができる。発表案提示【11月13日】
第9回 持続可能な農業と農家の経営戦略:食生産の原点である農業の持続可能性に関する知識と農業を実践する個別農家の経営戦略に関する知識を説明できるようになる
第10回 食品企業と大学の連携:マーケティング戦略を理解した上で、大学における基礎研究が食品企業で応用される際の諸課題に関する知識を説明できるようになる
第11回 食文化の現在と未来:食文化の現在の課題を理解し、食の未来を考えるきっかけをつかむ
第12回 食文化に関するまとめI:第11回までに学んだ事項から描いた独自の食文化論を発表(4年生以上)【12月11日】
第13回 食文化に関するまとめII:第12回までに学んだ事項から描いた独自の食文化論を発表(3年生)【12月18日】
第14回 食文化に関するまとめIII:第13回までに学んだ事項から描いた独自の食文化論を発表(2年生)【1月8日】
第15回 食文化に関するまとめIV:第14回までに学んだ事項から描いた独自の食文化論を発表(1年生)【1月15日】
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):本シラバスに記載した各回の講義内容に関して前の週までに指示する内容を関連書籍等で自習しておくこと。
事後学修(2時間程度):講義中に分かったことと分からなかったことについて、関連書籍等で調べておくこと。
履修上の注意事項 ・講義中、板書を多用しますので、各自ノートを用意して授業に臨んでください。
・公認欠席は期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。
・公認欠席時の資料は後日配付しますので、指示に従って受け取ってください。
成績評価の方法・基準 第8回の小テスト30%、第8回と第12回から第15回の発表70%で評価します。出席そのものは加点の対象として扱いません。
テキスト 授業の都度、資料を配布する。
参考文献 ・『現代食文化論』(小川聖子ら編著、建帛社、2024年)
・『食文化入門』(岡田哲著、東京堂出版、2025年)
主な関連科目 不明
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の前後でも質問に応じますが、オフィスアワーでも対応できます。その際にはメール(ysambongi@shudo-u.ac.jp)にて予約を取ってください。授業内容に関する質問ならば、次回の講義冒頭で全体フィードバックという形で回答します。小テスト、定期試験に関する質問は個別に対応しますので、予約を取るようにしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(入門科目) FHES11161 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(入門科目) FHES11154 2023~2023 1・2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(入門科目) 51200 2024~2025 1・2・3・4 - -