授業コード 50028800 単位数 2
科目名 フィールド特殊講義(フィールドサイエンス:生物学の最前線) クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 岡西 政典 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 フィールドサイエンス:生物学の最前線
学修の概要 本講義は 3名の教員がオムニバス形式で実施します。水圏生物に関するフィールド調査を基軸とした系統分類学、生態学、保全管理学、水産学の研究について、調査方法や取得したデータの解析方法、得られた結果を公表するまでの流れ等を解説していきます。フィールド調査・研究の解説については、各分野を専門とする教員がそれぞれの研究内容を紹介する形で行います。
学修の到達目標 1. 生物学研究の実例を学び、科学研究の基本的な考え方を身につける
2. 様々な水圏生物の調査方法とデータ解析,水産への応用について理解できるようになる
3. 自然環境やその保全管理の重要性を認識できるようになる
授業計画 第1回 7月31日(木)2限:講義ガイダンス:フィールドサイエンスとは?生物学とは?
第2回 7月31日(木)3限:分類学的研究(2):棘皮動物の研究事例
第3回 7月31日(木)4限:分類学的研究(3):水圏生物のフィールド調査について
第4回 8月1日(金)2限:系統進化学的研究(1):ホヤ類の研究事例
第5回 8月1日(金)3限:系統進化学的研究(2):ホヤ類の系統分類と進化
第6回 8月1日(金)4限:系統進化学的研究(3):水産資源・汚損生物としてのホヤ類
第7回 8月4日(月)2限:保全管理学的研究(1):干潟の機能と保全
第8回 8月4日(月)3限:保全管理学的研究(2):カブトガニの保全生態
第9回 8月4日(月)4限:保全管理学的研究(3):干潟の野鳥の生態
第10回 8月5日(火)2限:動物プランクトン学研究(1):食用クラゲ類の分類と生態
第11回 8月5日(火)3限:動物プランクトン学研究(2):クラゲ類と魚類、無脊椎動物の共生
第12回 8月5日(火)4限:動物プランクトン学研究(3):カイアシ類の系統分類と進化
第13回 8月6日(水)2限:水族寄生虫学研究(1):カイアシ類の寄生生物の生態
第14回 8月6日(水)3限:水族寄生虫学研究(2):寄生性カイアシ類の進化
第15回 8月6日(水)4限:水族寄生虫学研究(3):寄生性カイアシ類の生態
授業外学習の課題 配付資料がある場合は、資料を参照しながら各講義の前後に2時間を目安とする予習・復習をすることを勧めます。
履修上の注意事項 随時小テストやミニレポートなどの課題を設定するので、確実に実施するようにしてください。公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には大きく影響しないように配慮します。毎回担当者が異なりますので,休んだ回の教員に連絡をして配布資料等を確認してください。
成績評価の方法・基準 本講義は、3名の教員がそれぞれ担当する講義内で理解度を確認する課題(小テストやミニレポート)等を実施します。全ての講義が終了した後に、各教員の課題に対する評価を総合して最終的な成績評価とします。評価基準についてはルーブリック情報を参照してください。
テキスト 使用しません。
参考文献 講義中に適宜紹介します。
主な関連科目 生態学・自然観察方法論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義中や講義終了後を含めて、質問については常に受け付けています。受けた質問については、講義内やメールなどで随時解説するようにします。

■ルーブリック情報
  5 4 3 2 1
課題との関連 課題との関連が極めて明確であり、非の打ち所がない 課題に対して的確かつ網羅的に答えている 課題に対して一通り答えている 課題に対する答えが不十分である 課題と関係のない答えをしている
論理性 全体を通じて非常に論理的で、わずかな破綻もない 結論に至るまで論理的に一貫している 論理的に整ってはいるものの、改善できる 論理的に整理されておらず、論旨が曖昧である 全体として論理的に破綻している

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) FHES16151 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) FHES16151 2023~2023 1・2・3・4 - - -
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) 51300 2024~2025 1・2・3・4 - - -