授業コード 50026900 単位数 2
科目名 日本語コミュニケーション演習b クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 中園 篤典 配当年次 *下表参考

授業の題目 日本語コミュニケーション能力育成教材の作成と実践
学修の概要 授業では、「情報編集力」(外界からの情報を整理し、要点をまとめ、取捨選択して他人に伝える能力)を育成するための総合的な日本語コミュニケーション教材を作成します。演習bでは,学習ゲームの範囲をいわゆる学校現場で行なわれる国語学習ゲームから、企業等で行なわれる研修ゲームを含んだ日本語コミュニケーションゲームに拡大しています。これらコミュニケーションゲームを学生向けに使用する場合の効果的な小道具・ルールの検討、学生に分かりやすい説明方法の検討などを研究対象とします。ゼミ生は、既存の学習ゲームを日本語コミュニケーション能力育成教材として再検討し、授業用の教材への変換とブラッシュアップを行います。
 演習aと同様に、プロジェクト学習の形式により、学生が先生役、ゼミ生が学生役となり、模擬授業を実施しながら、データ収集を行い、学期末には実証的な研究論文を完成させます。
学修の到達目標 アクションリサーチを通じて、以下のことが出来るようになる。
(1)研究テーマを決め、資料、データを収集する。
(2)自分の仮説を検証し、実証的な研究論文を書く。
授業計画 第1回 イントロダクション 9/25
ゲーミング・シミュレーションとは何か
第2回 日本語運用能力育成の教材分析① 10/2
フレームゲームの解説と紹介・演習
第3回 日本語運用能力育成の教材分析② 10/9
対話的学習法の解説と紹介・演習
第4回 日本語運用能力育成の教材分析③ 10/16
体験学習の解説と紹介・演習
第5回 新しい教材案の検討① 10/23
アイスブレイクの教材の事例検討
第6回 新しい教材案の検討② 10/30
チームワークを高める教材の事例検討
第7回 新しい教材案の検討③ 11/6
ディブリーフィング教材の事例検討
第8回 新しい教材案の検討④ 11/13
導入ゲーム教材の事例検討
第9回 授業案の実施① 11/20
(学生発表)
第10回 授業案の実施② 11/27
(学生発表)
第11回 授業案の実施③ 12/4
(学生発表)
第12回 授業案の実施④ 12/11
(学生発表)
第13回 論文作法① 12/18
資料収集と序論のまとめ方
第14回 論文作法② 1/8
データ収集と本論のまとめ方
第15回 ノートの取り方 1/15 ※オンデマンド(動画)
「要点のまとめ方」
授業外学習の課題 事前学習(2時間):コミュニケーション能力育成のための教材の選定と教材分析
事後学習(2時間):授業で検討した教材の修正と作成を行う。
履修上の注意事項 ・出席を重視する。
・授業内容は、学生の理解度により、変更の可能性がある。
・公認欠席については、資料配付等の配慮は行いますが、欠席として扱います。
成績評価の方法・基準 (1)授業時のワークシート30%
(2)ペア発表30%
(3)ゼミ論文(A4用紙10枚程度)40%
※授業の進度により、変更の可能性あり。
テキスト 授業時にレジュメを配布。
参考文献 吉川肇子・Thiagi『ゲームと対話で学ぼう』ナカニシヤ出版
田中久夫『教育研修ゲーム集』経団連出版
美濃一朗『若手をのばす研修ゲーム』日本経団連出版
主な関連科目 日本語コミュニケーション演習a(プレゼミナールa、マインド・リテラシー形成ゼミナールa)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問、ゼミ論文のフィードバック等についてはMoodleで対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) FHES23104 2023~2023 2・3・4 -
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) 51200 2024~2025 2・3・4 -