授業コード 50017413 単位数 2
科目名 環境ゼミナールa クラス 13
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 宮川 卓也 配当年次 *下表参考

授業の題目 「歴史からみた科学技術、災害」 
Historical Approach to Science, Technology, and Disaster
学修の概要 本ゼミは近現代の科学技術および災害に関する諸問題について、主に歴史学的アプローチから広く深く理解を深めつつ自身の研究課題を見つけることを第一の目的とし、ゼミナールbにおける「ゼミ論」執筆のための研究計画書の作成を第二の目的とする。
(本ゼミは、2025年度にかぎり後期開講となる)
学修の到達目標 多様な資料を読み、考え、自身の考えを他者に伝わるよう表現するという、研究に必要な基礎体力を身につけることを目標とする。とくに文献資料の読み方、論理的文章の書き方、および「問う力」の習得を目指す。
授業計画 第1回 イントロ:ゼミの進め方、受講生の研究関心共有
第2回 文献講読、議論、解説(1)
第3回 文献講読、議論、解説(2)
第4回 文献講読、議論、解説(3)
第5回 文章の書き方
第6回 文献講読、議論、解説(4)
第7回 文献講読、議論、解説(5)
第8回 文献講読、議論、解説(6)
第9回 研究関心の拡大と集中、文献調査と調査法、研究計画書の書き方
第10回 研究初期構想発表
第11回 文献講読、議論、解説(7)
第12回 文献講読、議論、解説(8)
第13回 文献講読、議論、解説(9)
第14回 文献講読、議論、解説(10)
第15回 研究計画発表
授業外学習の課題 読書課題を熟読し、読書ノートを書くこと(2時間程度)。
研究関心に関連するニュースや話題を自ら見つけてくること。
履修上の注意事項 0) 本講義は対面で実施する。
1) 受講生は必ず読書課題を熟読して参加すること。
2) 受講生は毎回A4で1〜2枚の読書ノート(課題を読んで、要約、および自分が考えた・疑問に思ったことなど)を書いて提出しなければならない。メモの書き方については初回のゼミで案内する。
3) 受講生は積極的に議論に参加すること。自分の考えを自分の言葉で表現するよう努力すること。
4) 受講生は、宮川の「レポート作成上の注意」および「卒業論文の進め方」を必ず読んでからゼミに臨むこと(Moodle上で公開)
5) 受講生は第一回の授業までにテキストを入手すること。入手できない場合は早めに相談すること。
6) 受講生は大人の分別をもってゼミに臨むこと。
7) 授業の進度はゼミの状況に応じて変更する可能性がある。
8) 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りとする。
  *公認欠席は欠席としてカウントしない。
  *課題やレポートの提出締切日に公認欠席となる場合は、応相談。
成績評価の方法・基準 読書ノート(50%)、研究計画書(30%)、授業参与度(20%)で評価する。
特別な事情のない限り、課題の未提出が一つでもあった場合は評価対象としない。
無断欠席は認められない。
テキスト 塚原東吾ほか編『よくわかる現代科学技術史・STS』ミネルヴァ書房、2022年
参考文献 本多勝一『<新版>日本語の作文技術』朝日文庫、2015年
廣重徹『科学の社会史』上下巻、岩波現代新書、2002年
佐藤靖『科学技術の現代史:システム、リスク、イノベーション』中公新書、2019年
橋本毅彦『<科学の発想>をたずねて』左右社、2010年
山本義隆『近代日本一五〇年』岩波新書、2018年
岡田広行『被災弱者』 岩波新書、2015年
片田敏孝『人に寄り添う防災』集英社新書、2020年
北原糸子『日本災害史』吉川弘文館、2006年
塩崎賢明『復興<災害>』岩波新書、2014年
その他、講義中に適宜紹介する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
課題等に関する質疑については講義終了後に受け付ける。またメールでの相談にも適宜対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2018~2022 3 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2023~2023 3
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 51400 2024~2025 3