授業コード 50017410 単位数 2
科目名 環境ゼミナールa クラス 10
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 緒方 知徳 配当年次 *下表参考

授業の題目 環境変化に対する生体の生理応答について Physiological responses of the body to environmental changes
学修の概要 私たちの身体がどのような成り立ちをし,どのように機能しているかを生理学の学びを通して理解する。また,環境変化によって生じるストレスに対して,生体がどのように応答・適応していくかについて学びを深める。文献の講読,議論,実際の測定実験と結果の考察などを通して学修を進めていく。
学修の到達目標 環境変化がもたらすストレスに対して生体がどのように応答するかを理解し,生理学をベースとした議論が出来るようになる
授業計画 第1回 授業オリエンテーション(ゼミの進め方)
第2回 基礎的な生理学文献の輪読と議論① エネルギー代謝
第3回 基礎的な生理学文献の輪読と議論② 呼吸
第4回 基礎的な生理学文献の輪読と議論③ 運動
第5回 基礎的な生理学文献の輪読と議論④ 免疫
第6回 グループ研究課題の設定,研究における倫理的姿勢・行動について
第7回 課題に関する文献収集と途中経過報告
第8回 課題ごとのグループ発表①
第9回 課題ごとのグループ発表②
第10回 心拍数と血圧の測定方法と実践
第11回 身体活動と心拍数,血圧
第12回 暑熱環境下における応答を調べる
第13回 水中環境下における応答を調べる
第14回 身体活動と運動後過剰酸素消費(EPOC)
第15回 データの解析方法と授業のまとめ
授業外学習の課題 輪読やグループ発表では,割り当てになっていない学生も,内容について議論できるように関連する資料を必ず読むようにしてください。測定を実施する場合も,測定項目に関する基礎知識を身に付けてから取り組むようにしてください。課題に関連した,予習および復習にそれぞれ2時間程度を目安に取り組むようにしてください。
履修上の注意事項 担当者の開講科目である,身体のしくみと健康,環境生理学,健康科学論を履修しておくことが望ましい。

議論には主体的に参加してください。

公認欠席または不測の事態で欠席を余儀なくされた場合は,別途課題を課しますので次回授業時に申し出てください。
成績評価の方法・基準 ・輪読・グループ課題への取り組み(60%)
・測定への取り組み及びその結果についての議論(40%)
により総合的に評価します。
テキスト 生理学インパクト 原田晃 出版:医道の日本社

※輪読で使用しますので購入してください。
参考文献 適宜紹介します。
主な関連科目 卒業研究
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は,授業終了時に受け付けます。
授業終了後をオフィスアワーの位置づけとしますので,時間が許す限り対応いたします。

■ルーブリック情報
  5 4 3 2 1
輪読・グループ課題 文献を十分に読み込み,理解し,発表・議論ともに主体的かつ論理的である 文献を十分に読み込み,理解し,発表・議論に主体的に参加している 文献を十分に読み込み,発表・議論に参加している 文献への理解が足りず,発表・議論への参加も十分ではない 文献への理解が足りず,発表や議論が論理的に破綻している
測定,議論 充分な基礎知識と技術を持って主体的に測定実験に取り組み,その結果を適切に読み取り,議論が行える 主体的に測定実験に取り組み,その結果を適切に読み取り,議論が行える 主体的に測定実験に取り組み,その結果をもとに議論が行える 測定実験への取り組みに主体性が無く,その結果への理解も不十分である 測定実験への取り組みに主体性が無く,正しく測定できていない

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2018~2022 3 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2023~2023 3
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 51400 2024~2025 3