授業コード 50017404 単位数 2
科目名 環境ゼミナールa クラス 04
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 佐々木 緑 配当年次 *下表参考

授業の題目 環境ゼミナールa-食と農の地理学- Special Course in Human Environmental Studies a -food and agriculture on Geography-
学修の概要 本ゼミでは,食や農業に関わる事象や問題を地理学的視点から分析する。
私たちに身近な食や農業に関わる様々な事象や問題は,社会・経済・文化・自然的な側面において,すべて「地域」や「人間活動」に密接に関係している。本ゼミでは,地域的条件や空間的配置を明らかにする特徴をもつ地理学からこれらを捉えていく。具体的には,食や農業に関わる「なぜ・どうして」,「どのように」を解き明かしていく。
まず,研究の基礎を学ぶために学術論文を要約し,そこから自分のテーマを絞り込んでいく。また,ゼミ生の発表に対してコメントをする力もつける。
学修の到達目標 研究成果のレポートを作成するため,文献収集・精読し,学術論文を読む力を養い,その内容をわかりやすく相手に伝えることができるようになる。
授業計画 第1回 以下の予定で進めるが,状況によって時間配分を変更することがある。
ガイダンス
第2回 研究テーマと論文の探し方
第3回 論文の読み方、発表方法
第4回 論文の決定、論文精読
第5回 レジュメ作成(オンデマンド)
第6回 レジュメ図表の貼り付け作業
第7回 レジュメ作成と発表練習(続き)
第8回 発表と質疑応答①
第9回 発表と質疑応答②(続き)
第10回 発表と質疑応答③(続き)
第11回 発表と質疑応答④(続き)
第12回 発表と質疑応答⑤(続き)
第13回 各自の研究概要、論文構成案の説明
第14回 研究概要の模索・作成
第15回 研究概要のチェック
授業外学習の課題 自分の興味ある研究トピックについて,考えておく。また,各自興味のあることを発表するために,主要地理学論文(地理学評論,人文地理,経済地理学年報,地理科学,東北地理)をある程度チェックし,学術論文の読みこなしをしておく。

研究テーマ深化のため、事後・事前に2~3時間程度の取り組み(文献や情報検索)をする。
履修上の注意事項 ・ブレンド型授業を実施する。要領(クラスコード等)はガイダンスで説明するが、Google classroomを用いる。
・無断欠席を2回以上した者、欠席を3回以上した者、発表をしない者は評価はつかない。
・資料置き場、または提出物がある場合は、google classroomを使用する。
・公認欠席時の資料は後日配布する。
成績評価の方法・基準 ルーブリックに基づき、ゼミでの積極的な発言・姿勢(50%),ゼミ発表・課題(50%)を総合して評価する。
テキスト なし
参考文献 地理学評論,人文地理,東北地理,地理科学などの学術雑誌
授業内で適宜指示する。
主な関連科目 環境地理学概論、地域環境論,環境と農林水産業,食料環境システム論、環境プロジェクト
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問や相談は随時,受け付ける。発表に対するフィードバックは授業内に行う。

■ルーブリック情報
  5 4 3 2 1
ゼミでの積極的な発言・姿勢 欠席なく授業に参加し、積極的に論文内容について鋭い指摘ができる。 ほぼ授業に参加し、積極的に論文内容について指摘ができる。 ほぼ授業に参加し、論文内容について指摘ができる。 授業に参加するものの、議論にはやや消極的である。 授業に参加するものの、議論には消極的である。
紹介論文の理解 論点を明確に理解し、過不足なく説明できる。 論点を明確に理解し、説明できる。 論点をある程度理解し、簡単に説明ができる。 論点があまり理解できておらず、説明も不明確である。 論点が理解できておらず、説明もできない。
発表:発話、スピード、視線 いずれも優れている。 いずれも問題ない。 全体的に軽微な問題がある。 全体的に問題がある。 全体的に大きな問題がある。
発表のレジュメ:要点の整理、段落・句読点、主語と述語 いずれも優れている。 いずれも問題ない。 全体的に軽微な問題がある。 全体的に問題がある。 全体的に大きな問題がある。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2018~2022 3 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2023~2023 3
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 51400 2024~2025 3