授業コード | 41030500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 外国書講読 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 鈴木 貴晶 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 外国書講読 |
学修の概要 | Presh Talwalkarの"The joy of game theory: An introduction to strategic thinking"を読み進めてみましょう。ゲーム理論とは、相互依存関係にある状況での意思決定を分析するための理論的な道具で、ミクロ経済学などでよく登場します。この本は、ゲーム理論の初歩的な考え方を、多くの身近な例を用いて平易な英語と少なめの数学で説明しています。読み進めることで、相手の出方を考慮して自分の選択を考えるstrategic thinkingを身に着けるとともに、英語に慣れ、頭の体操もしましょう、 |
学修の到達目標 | 経済学に関する語彙を増やし、英文に慣れる。 ゲーム理論の考え方を理解し、説明できる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション、Why learn game theory? この講義の進め方について説明する。 |
第2回 | Why are gas stations often located next to each other? なぜガソリンスタンドが隣接しうるのか理論的に説明できる。 |
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第3回 | Dominated strategies 支配される戦略について説明できる。 |
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第4回 | Winning a “Beauty contest” 支配される戦略が存在する場合の選択について考えることができる。 |
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第5回 | Dominant strategies 支配戦略について説明できる。 |
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第6回 | Focal points フォーカルポイントについて説明できる。 |
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第7回 | The game of bicycle collisions 調整ゲームについて説明できる。 |
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第8回 | Splitting a soda evenly メカニズムデザインの考え方について説明できる。 |
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第9回 | How game theory can solve a religious mystery Talmudの提示した問題について理解できる。 |
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第10回 | How game theory can solve a religious mystery Talmudの提示した問題をゲーム理論を用いて解明できる。 |
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第11回 | Nash equilibrium ナッシュ均衡について説明できる。 |
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第12回 | The prisoner's dilemma 囚人のジレンマについて説明できる。 |
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第13回 | Real life examples of the prisoner's dilemma 身の回りにある囚人のジレンマ的な状況を捉えることができる。 |
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第14回 | Beating the prisoner's dilemma 囚人のジレンマ的な状況から脱する方法について考えることができる。 |
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第15回 | まとめ 学んだことを振り返り、理解を定着させることができる。 |
授業外学習の課題 | 事前学習(2時間) 次回の内容について予習し、分からない考え方や文章を明らかにしておく。 事後学習(1時間) 講義内容を復習し、講義前に分からなかった部分が分かるようになったことを確認する。 新たに出会った単語を覚え、経済学の考え方も復習する。 |
履修上の注意事項 | 授業は対面で行います。 公認欠席時の資料は、後日配布します。 受講生の英語のレベルに合わせて、進めるスピードや取り扱う内容を調整します。 |
成績評価の方法・基準 | 講義での発言、質疑応答(60%) 期末テスト(40%) 予習を重視します。 受講生数やレベルに合わせて、毎週ちょっとした宿題を課した方が良いと判断した場合は、そうします。 |
テキスト | Presh Talwalkar "The joy of game theory: An introduction to strategic thinking", CreateSpace Independent Publishing Platform, 2014 テキストについては第一回目の講義時に説明します。 |
参考文献 | ミクロ経済学やゲーム理論の教科書が参考になります。 |
主な関連科目 | 経済分析入門I、ミクロ経済学I,II、公共経済学I |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
英文や、使われている考え方が分からないときは、講義前・中・後いつでも質問してください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(E群) | FECE30501 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(E群) | FECE30501 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
経済科学部現代経済学科(E群) | 41300 | 2024~2025 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
経済科学部経済情報学科(E群) | FEEI30505 | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(E群) | FEEI30505 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
経済科学部経済情報学科(E群) | 42300 | 2024~2025 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |