授業コード | 40004508 | 単位数 | 2 |
科目名 | プレゼミナール | クラス | 08 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 鈴木 貴晶 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | ゲーム理論への招待 |
学修の概要 | ゲーム理論は、相手の出方を考えながら自分の行動を決定するような、いわゆる戦略的な状況を分析するための数学的な道具で、その応用例は我々の日常生活に限らずビジネスや政治の分野など多岐にわたります。この授業では、ゲーム理論の入門書を用いて、基本的な考え方を学びます。 |
学修の到達目標 | ゲーム理論の基本的な考え方を理解し、平易な言葉で説明できる。 簡単な状況を同時ゲームや交互ゲームで表現し、分析できる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 同時ゲーム 利得行列による表現を理解し、支配戦略について説明できる。 |
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第3回 | ゲームの解 支配戦略があるときのゲームの帰結について説明できる。 |
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第4回 | ナッシュ均衡 最適反応戦略について理解し、ナッシュ均衡について説明できる。 |
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第5回 | 交互ゲーム ゲームの木による表現を理解し、交互ゲームの解き方について説明できる。 |
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第6回 | 交互ゲームと同時ゲーム 交互ゲームを同時ゲームで表現できる。 |
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第7回 | チキンゲーム チキンゲームの状況を説明でき、コミットメントの効果について説明できる。 |
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第8回 | 先手か後手か 相手より先手、もしくは後手を取ることができるとき、どのように考えたらよいか説明できる。 |
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第9回 | 交渉 相手との交渉について、最後通牒ゲームを通して説明できる。 |
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第10回 | オークション オークションについて、ゲーム理論ではどのように考えるのか説明できる。 |
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第11回 | 囚人のジレンマ 囚人のジレンマについて理解し、その問題点やどのようなときに起こるか説明できる。 |
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第12回 | 交互ゲームと同時ゲームの混合形 交互ゲームと同時ゲームが混合される場合の表現方法と説き方を説明できる。 |
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第13回 | 投票 投票行動についてゲーム理論で考えることができ、戦略的投票について説明できる。 |
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第14回 | 繰り返しゲーム 同時ゲームを何回も繰り返す場合に、何が起こるか考えることができる。 |
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第15回 | まとめ 学んだことを振り返り、理解を定着させることができる。 |
授業外学習の課題 | 事前学習(1時間)教科書の該当箇所を読み、担当者は、発表の準備をする。それ以外の人は、分からないところを明らかにして質問を考える。 事後学習(2時間)事前学習により分からなかったところが明らかになったか再度確認し、理解の定着を図る。 |
履修上の注意事項 | 講義は対面で行います。 報告者は、レジュメを準備するか、黒板等に板書で説明してください。 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 遅刻・欠席は減点します。無断欠席は厳しく減点します。事前に連絡しましょう。 発表のスピードなどを考慮して、講義内容を調整します。 |
成績評価の方法・基準 | 報告内容: 80% ゼミへの積極的な参加: 20% |
テキスト | 渡辺隆裕『ビジュアル ゲーム理論』日経文庫 2019年 |
参考文献 | 適宜指示します。 |
主な関連科目 | 経済分析入門I、ミクロ経済学I,II、公共経済学I |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
報告に際して分からないことがあれば、十分に前もって質問に来てください。 ゼミ中や後に分からないことが出てきたら、いつでも質問してください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE20401 | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE20401 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
経済科学部現代経済学科(D群) | 41300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |