授業コード | 40003800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 日本経済論Ⅱ | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 鈴木 伸 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 変容する日本経済を捉える |
学修の概要 | この授業では経済学の観点から日本経済の変容を捉えていくことを目的とする。日本経済は1990年代を境い目に転換期を迎え、格差拡大に代表されるように様々な課題を抱えている。将来を考えていく上でこうした問題を自分の頭で考えていくことは必要不可欠といっても過言ではないだろう。授業では社会経済学の分析視角を学ぶとともに、日本経済に関する幅広い論点を取り扱っていく。また日本経済を分析し自らの意見を述べる方法論についても扱っていく。 |
学修の到達目標 | ①多様な観点から日本経済について複合的に見ていくことができるようになる。 ②経済学の分析視点を身に着け、日本経済を論じることができるようになる。 ③得た知識と分析枠組みを用いて、日本経済について自らの考えを述べられるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:日本経済をどう捉えるか |
第2回 | 世界経済はどこで歪んだのか | |
第3回 | 日本経済の歩み:日本型経済システムの成立と解体 | |
第4回 | 平成の「失われた30年」と日本経済の構造変化 | |
第5回 | キャッシュレス経済の現状と課題 | |
第6回 | グローバル化は国民を豊かにするのか:変質する自由貿易の理念と通商政策 | |
第7回 | 劣化する労働環境と「働き方改革」 | |
第8回 | ベーシック・インカムは社会保障の核となり得るか:現金給付の意義とは | |
第9回 | 国民皆保険制度は本当に持続的か:制度危機の処方箋の検討 | |
第10回 | 農山村の内発的発展と財政:林業・木材産業をケースに | |
第11回 | 日本社会とジェンダー:ジェンダー・ギャップをどのように乗り越えるのか? | |
第12回 | 日本は環境問題をどのように対策するのか?-日本と世界の環境政策比較 | |
第13回 | 民間非営利組織の営利化、営利組織の非営利化:NPO、 社会的企業、 CSR、 ESG投資のゆくえ | |
第14回 | 情報化、IoT時代がもたらす未来社会の「姿」 | |
第15回 | 日本経済はどこへ行くのか? |
授業外学習の課題 | 教科書の予習・復習、コメントシートの記入 |
履修上の注意事項 | 本授業ではオンラインコメントツールを使うため、スマートフォンなど電子端末を持参することが望ましい。また授業内容は受講者の関心によって多少の変更を加える。 ・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないように配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 小テスト(70%)、課題提出(30%)で評価する。欠席は減点する。 |
テキスト | 小山大介・森本壮亮編著『変容する日本経済(仮)』鉱脈社 |
参考文献 | |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中のコメントは受け付ける。またコメントツールを使うので、積極的に活用すること。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
経済科学部現代経済学科(B群) | FECE20216 | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部現代経済学科(B群) | FECE20216 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部現代経済学科(B群) | 41300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(H群) | FEEI20826 | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(H群) | FEEI20826 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
経済科学部経済情報学科(H群) | 42300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |