授業コード | 31010912 | 単位数 | 2 |
科目名 | 基礎演習Ⅱ | クラス | 12 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 柳生 一成 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国際人権法と身近な国内の様々な場面との結びつきを学ぼう |
学修の概要 | 人権に関する国際的なルール(国際人権法)は、難民といった問題だけではなく、職場での性差別や障がい者への差別など、身近な問題にも深く関わっています。 この演習では、国際人権法に関するテキストを読み、人権に関する国際的なルールの概要や特徴などを学びます。 また、3年生から本格的に始まるゼミナールの準備として、プレゼンテーションの仕方などを学びます。 |
学修の到達目標 | この授業を受けることによって、 ①国際人権法の概要と国内の様々な場面との結びつきを理解できるようになる、 ②学術的なプレゼンテーションができるようになる、 ③学んだテーマを素材として、論理的な文章が書けるようになる、 ことが目標です。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス・国際人権条約って何だろう?」(第5章) 授業の進め方、成績評価の説明などを行います。その後、今後の授業の基礎知識となる国際人権法の概要を学びます。 |
第2回 | 命と体を守るためには?(いじめ)・第1章 いじめ(Q1)と学校での体罰(Q2)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 ※章とQuestion(Q)の番号はテキストのものです。学生の履修人数を興味によって、各回で扱う内容は変更されることがあります。 |
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第3回 | 命と体を守るためには?(学校での体罰)・第1章 学校での体罰(Q2)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第4回 | 命と体を守るためには?(性暴力)・第1章 DV/・性暴力(Q3)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第5回 | 命と体を守るためには?(セクハラ)・第1章 セクハラ(Q4)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第6回 | 安心して生活するためには?(過労死)・第2章 過労死(Q10)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第7回 | 安心して生活するためには?(自殺)・第2章 自殺(Q11)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第8回 | 安心して生活するためには?(災害)・第2章 被災者の生活(Q14)・原発事故からの避難(Q15)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第9回 | 一緒に生きるためには?(過労死)・第3章 婚姻の多様性(Q16)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第10回 | 一緒に生きるためには?(障がい者への差別)・第3章 障がい者への差別(Q18)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第11回 | 一緒に生きるためには?(難民)・第3章 難民(Q20)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第12回 | 一緒に生きるためには?(外国人の入管収容)・第3章 外国人の入管収容(Q22)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第13回 | 平和で自由な社会で暮らすためには?(戦争への加担)・第4章 戦争への加担(Q25)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第14回 | 平和で自由な社会で暮らすためには?(えん罪)・第4章 えん罪(Q30)に関する人権問題を国際法の観点から考察し、基礎的な関連ルールが分かるようになります。 |
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第15回 | 平和で自由な社会で暮らすためには?(SDGs)・第4章 SDGs(Q30)の中から人権に関するテーマを国際法を基礎として考察し、その意義や概要が分かるようになります。 |
授業外学習の課題 | ・授業外においてリサーチの準備、プレゼンテーションの準備(資料収集、レジュメやスライドの作成など)をして下さい。 ・授業外における学習時間は40時間以上行って下さい。 |
履修上の注意事項 | ・正当な理由なく、授業を3回以上欠席した場合、単位取得はできません。 ・正当な理由のない遅刻も欠席と同様に扱います。 ・正当な理由なく、プレゼンテーションを担当する回に遅刻・欠席した者には単位を付与しません。 ・演習科目は学生が主体となって学ぶ授業です。授業中に許可のないスマートフォンの使用、居眠り、および私語などをする者には退室を指示します。指示に従わない場合、以降の授業の履修を認めません。 ・課題は、レポートの形式で本文2000字程度の論理的な文章を書いてもらうことを1~2回予定しています。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への参加度・課題への取り組み(40%)、プレゼンテーション(60%)を基礎として総合的に評価します。 |
テキスト | 『あなたの「?」は人権問題かもしれない』(現代人文社、2024年)、ISBN:978-4877988753 (¥2,530 税込) |
参考文献 | 授業で適宜指示します。 |
主な関連科目 | 国際法、国際社会と法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・オフィスアワーまたは授業前後に質問を受けます。それ以外の時間に質問を希望する学生は、日程調整のため、授業後に声をかけるか、または事前にメールして下さい。気軽に質問して下さい。 ・課題などの講評は随時授業内において行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | 31300 | 2024~2025 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |