授業コード | 31010911 | 単位数 | 2 |
科目名 | 基礎演習Ⅱ | クラス | 11 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 三阪 佳弘 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 日本の近代法史研究――日本の法・法文化を歴史的に探求する |
学修の概要 | この授業では、こうした問題を手がかりにして、日本の法制度が、どのようにして歴史的に形成・運用され、どのようにして人々に受容されてきたのか(あるいは、受容させられてきたのか)を検討しようと思います。このことを通じて、日本に住む人々が、自分たちの権利や法制度にどのように向き合ってきたのか、そこに他の国々との違いはあるのか、歴史的な視点で考えたいと思います。 |
学修の到達目標 | 1.ものごとを客観的な根拠に基づき、客観的に把握することができる。 2.理解や意見の異なる者との間で意思疎通、意見交換、問題の共有、冷静な議論をすることができる。 3.自分の理解や意見を口頭または文書でわかりやすく伝えることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 講義の概要、運営方法の説明 下記の各回のテーマは例示であり、受講生との話し合いと関心の所在に応じて変更があることを留意されたい。 |
第2回 | 日本近代法史・法文化に関する基本文献の購読① 憲法史 | |
第3回 | 日本近代法史・法文化に関する基本文献の購読② 刑法史 | |
第4回 | 日本近代法史・法文化に関する基本文献の購読③ 家族法史 | |
第5回 | テーマ設定と各自の報告に向けた計画 | |
第6回 | 日本近代法史・法文化に関する基本文献の購読④ 刑事司法制度史 | |
第7回 | 日本近代法史・法文化に関する基本文献の購読⑤ 国民の司法参加 | |
第8回 | 日本近代法史・法文化に関する基本文献の購読⑥ 法意識論 | |
第9回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論① 憲法史 | |
第10回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論② 刑法史 | |
第11回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論③ 家族法史 | |
第12回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論④ 刑事司法制度史 | |
第13回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論⑤ 国民の司法参加 | |
第14回 | テーマ設定に基づく学生による報告と討論⑥ 法意識論 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 1.講義で検討する教材があるときにはそれを熟読して講義に臨み議論に参加する。 2.自らの関心に基づいてテーマを立てて、それについて、資料を収集検討し、そのテーマに関する自己の主張を、根拠を持って伝えられるように、レジュメやパワーポイントにまとめる。テーマ設定に基づく報告の準備には相応に時間がかかる(2週間~1ヶ月程度)。 以上の授業外学習時間は4時間程度を予定している。 |
履修上の注意事項 | ・皆さんが報告する際に守るべき事柄(レジュメの作成、提出方法等)は授業の際に説明します。 ・議論には積極的に参加してください。 ・無断欠席、とくに発表があたっている授業回の無断欠席は厳禁です。 ・授業計画は、参加者の数や進行度合いに応じて変更することがありますので注意してください。 ・公欠制度の欠席と発表回が重ならないように配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | 出席して、積極的に議論に参加することが前提です。 報告への取り組みと課題提出の内容(70点)、授業での議論へ積極さ(30点)、欠席による減点等により評価します。 |
テキスト | |
参考文献 | |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了時に対応します。そのほか、説明に時間を要したりややこみいった質問・相談・成績評価に関しては、研究室で対応します。この場合は事前にアポイントメントをとってください。 メールでも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | 31300 | 2024~2025 | 2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |