授業コード | 30097700 | 単位数 | 2 |
科目名 | 特別講義A(現代社会の虐待と法) | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山田 晋 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 「現代社会の虐待と法」 |
学修の概要 | こんにち「虐待」は深刻な社会問題である。本講義では、人はなぜ虐待してしまうのか、虐待する者ーされる者の<関係>はどのようなものか、虐待がもたらす心身の損害はどのようなものがあるのか、どのような対応が適切なのか、法はどのように向き合うべきかーなど、虐待について包括的に考察する。 |
学修の到達目標 | 「朝日新聞」、雑誌「世界」、「中央公論」に掲載される「虐待」に関する記事、論文を理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション 講義計画の説明など 文献調査の方法 |
第2回 | 虐待の実像1 その影響―被虐待者虐待の実像 | |
第3回 | 虐待の実像2 その影響―加虐者 | |
第4回 | 虐待と刑法 | |
第5回 | 虐待の民法- 扶養義務、親権、離婚、共同親権 | |
第6回 | 虐待防止法の概要 | |
第7回 | 障害者虐待防止法の概要 | |
第8回 | 障害者虐待防止法の課題 | |
第9回 | 児童虐待防止法の概要 | |
第10回 | 児童虐待防止法の課題 | |
第11回 | 児童虐待防止法の展望 | |
第12回 | 高齢者虐待防止法の概要 | |
第13回 | 高齢者虐待防止法の課題 | |
第14回 | 医療と虐待 | |
第15回 | DV法 |
授業外学習の課題 | 受講生の知能、知性、学力、教養などにより1時間~3時間程度。 指定された課題には十分な取り組みをし、課題について自分の意見を持つこと。 |
履修上の注意事項 | 1.机の上にスマホなどの電子機器類を出さないこと。 2.遅刻・私語厳禁。新聞を毎日読む。 3.出席は点呼または出席カードなどによる。 4.障害者虐待法、児童虐待法、高齢者虐待法の条文は必ず持参すること。 5.この授業は対面とオンデマンド(Moodle)併用のハイブリット型講義である。10月30日、12月19日はオンデマンド。 6.公認欠席については、個別事情を勘案する(必ずしも優遇を保証するものではない)。 *将来的に福祉職の公務員(広島市福祉職、国家公務員・人間科学など)や労働基準監督官を目指すあるいは関心のある人は相談に乗ります。また家裁調査官試験で福祉科目を選択することを考えている人も相談に乗ります。 |
成績評価の方法・基準 | 学期考査(70%)および小テスト・課題レポートなど(30%)。 |
テキスト | 山田晋『社会福祉法入門』法律文化社 |
参考文献 | 山田晋「暴力・虐待をめぐる現代的課題と権利擁護--法的視点から考える」社会福祉研究 (111), 28-34, 2011年 山田晋「児童虐待における「家族の再統合」という病理」修道法学43巻2号, p. 342-368, 2021年 山田晋「菊池勇夫は一九三三年の児童虐待防止法をどう見たか」修道法学46巻2号, p. 283-306, 2024年 その他講義中に適宜指示します。 |
主な関連科目 | 労働法、国際法、社会保障法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問、相談はメールでも可(syamada@shudo-u.ac.jp)。問題の共有のため授業中・後に受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(発展科目) | - | 2016~2016 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(発展科目) | FLLA20940 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(発展科目) | FLLA20940 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
法学部法律学科(特別科目) | 31300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |