授業コード 30097309 単位数 2
科目名 ゼミナールⅠ(2025) クラス 09
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 古川 朋子 配当年次 *下表参考

授業の題目 ゼミナールI
学修の概要 この演習は、2年次までに履修した会社法の授業および、演習科目の授業で、会社法の基礎知識を習得した方を念頭におき、重要な会社法判例についてより深く学びます。

グループに分かれて、報告する判例を選び、判決書および評釈等を収集して読んだうえで、当該事件の事実、争点、および判決の内容、会社法の体系における位置付け等を、スライド資料を作成して報告します。

報告担当者以外の受講生は、報告対象の基本書・論文・判例評釈等を前もって読んだうえでGoogle Classroom上に質問を事前に準備し、報告者に対して質問を行います。

受講生が、異なる意見を持つ人と意見交換することにより、新たな知見を広げることのできるのが理想です。
学修の到達目標 ①会社法の基本的な制度を理解することができる。
②①に関する判例について、判決書を読み、研究者等による評釈を読み、当該事件の争点および判決の問題点を理解し、簡潔に資料を作成して説明することができる。
③報告内容を理解した上で意見交換をすることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 報告判例の選定準備(1) テーマの領域の決定
第3回 報告判例の選定準備(2) 決定された領域の基本資料による概観+基礎報告の決定
第4回 基礎報告のためのグループワーク
第5回 基礎報告①
第6回 基礎報告②
第7回 報告判例の選定+判例報告のためのグループワーク(1)
第8回 判例報告のためのグループワーク(2)
第9回 各班の報告および検討(1)
第10回 各班の報告および検討(2)
第11回 各班の報告および検討(3)
第12回 各班の報告および検討(4)
第13回 各班の報告および検討(5)
第14回 各班の報告および検討(6)
第15回 【オンデマンド】まとめ
授業外学習の課題 理解が容易とはいえない内容を扱う予定なので、自分で文献等を積極的に勉強することが求められる。
事前学修(2時間程度) : 教科書・判決書・資料等を利用して予習することが必要です。
事後学修(2時間程度) : 授業の内容を整理・理解するために、時には課題の作成を通じて復習すること
が必要です。また、報告の準備のため、グループワークを協力して進めてゆくことも求められます。
履修上の注意事項 *民法、会社法を履修済み、または履修している方の受講が望ましい。       
*ブレンド型授業を行います。授業は対面で行いますが、資料の提示や課題の提出に、google classroomを利用します。
*全回出席が原則です。やむを得ない理由で欠席される場合は、必ず事前に連絡をお願いします。複数回の欠席は減点対象となります。
*公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 報告内容(70%)および授業参加姿勢(30%)で評価します
テキスト 特に指定はしません。参考文献の中から任意に選んで下さい。
参考文献 江頭憲治郎『株式会社法〔第9版〕』(有斐閣、2024)
神田秀樹『会社法〔第26版〕』(弘文堂、2024)
田中亘『会社法〔第3版〕』(東京大学出版会、2021)
龍田節・前田雅弘『会社法大要 第2版』(有斐閣、2017)
髙橋美加ほか『会社法〔第3版〕』(弘文堂、2020)
伊藤靖史ほか『会社法〔第5版〕(リーガルクエスト)』(有斐閣、2021)
前田庸『会社法入門〔第13版〕』(有斐閣、2018)
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中、および授業後に受け付けます。
レポート等の評価については、事前に連絡を下さればいつでも質問に応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(演習) 2016~2016 3・4 - - - - -
法学部法律学科(演習) 2018~2021 3・4 - - - - -
法学部法律学科(演習) FLLA30801 2022~2022 3・4 - - - - -