授業コード | 30095808 | 単位数 | 2 |
科目名 | 法律基礎B(初年次セミナー) | クラス | 08 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山田 晋 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 初年次セミナー |
学修の概要 | この授業科目は、法律学科1年次生が後期に必ず履修登録するものである。 この授業では、前期に履修する修大基礎講座の成果を受けて、2年次以降の学修にとって有益な情報・技術を受講生に提供し、それをふまえた種々の作業を行うことを予定している。 授業は、「読む」「書く」「話す」という基本要素を、法律文献を素材に習得する。 (法学部は毎年一学年の20%が卒業できない。これは専門科目の法律学が難しいのではなく、「読む」「書く」「話す」の能力不足と、法学を学ぶ姿勢に問題がある。) 「読む」、「書く」、「話す」はそれぞれ独立したものではなく、混然一体としたものである。 したがって本講義では、①文献を「読み」→②理解し要約し→③口頭で報告し(「話し」) →④質疑応答、討論し→⑤レポートにまとめる(「書く」) という流れをたどる。 「読む」は、条文、判決文、論文の読解などを中心とし、「書く」は読解した論文をまとめ文章にする力を、「話す」では読解した論文などをまとめ報告する力を研鑽する。 |
学修の到達目標 | 2年次以降の法律の学修に必要な基礎的スキルを獲得し活用できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 論文読解の技法 | |
第3回 | 文献検索の技法 | |
第4回 | 憲法の論文を読解するーその1 | |
第5回 | 憲法の論文を読解するーその2 | |
第6回 | 憲法の論文を読解するーその3 | |
第7回 | 民法の論文を読解するーその1 | |
第8回 | 民法の論文を読解するーその2 | |
第9回 | 民法の論文を読解するーその3 | |
第10回 | 刑法の論文を読解するーその1 | |
第11回 | 刑法の論文を読解するーその2 | |
第12回 | 刑法の論文を読解するーその3 | |
第13回 | 判決文を読解するーその1 | |
第14回 | 合同授業(日程未定)「文献検索ガイダンス」 | |
第15回 | 合同授業(日程未定)「法曹三者講演会」 |
授業外学習の課題 | 1.指定された文献は熟読して授業に臨むこと。 2.指示された課題レポートは必ず提出すること。 |
履修上の注意事項 | 1、1年次後期の履修登録指定科目である。 2.授業への主体的参加が必須である。 3.『ポケット六法』、『法律学辞典』、『プレップ』は必ず持参すること。 この授業は対面で実施します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業における主体的参加、発言など60%、課題レポートなど40%により評価する。 |
テキスト | 市販のテキストは使用しない。 |
参考文献 | 授業中、必要に応じて指示する。 |
主な関連科目 | 修大基礎講座、法律基礎A(法律学科入門)、教養科目のうち法学のほか法律学を内容とする授業科目、主専攻科目のうち法律基礎科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談への対応 授業に関する質問については授業終了後に対応する。その他の相談については、必要に応じて別の日程を調整するなどして対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(基本科目) | 31200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |