授業コード | 30095804 | 単位数 | 2 |
科目名 | 法律基礎B(初年次セミナー) | クラス | 04 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 古川 朋子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 初年次セミナー Freshperson Seminar |
学修の概要 | この授業科目は、法律学科1年次生が後期に必ず履修登録するものです。 この授業では、前期に履修する修大基礎講座の成果を受けて、2年次以降の学修にとって有益な情報・技術を受講生に提供し、それをふまえた種々の作業を行うことを予定しています。 授業では、ライティング、演習におけるリーディング、および、ディベートを学修します。 ライティングでは、レポートや論文の書き方の基本を学び、初学者が陥りがちな修辞法のミスを を回避することを学修します。リーディングでは、判決書の読み方を学びます。ディベートでは、テーマを設定し、グループに分かれて、与えられた相対立する立場に立って説得的な議論の方法を学びます。 |
学修の到達目標 | この授業科目の到達目標は、2年次以降の法律の学修に必要な基礎的知識・スキルを獲得することです。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(授業の目標や各分野の内容、進め方の説明) |
第2回 | ライティング①・主語を明確に示す・長い修飾語を独立させる。 | |
第3回 | ライティング➁・引用を独立させる・文を単位として修正する | |
第4回 | ライティング③・係り受けに留意する・「てにをは」を的確に示す | |
第5回 | ライティング④・接続表現で文をつなげる・端的に書く | |
第6回 | ライティング⑤・語句を整える・段落を整える | |
第7回 | リーディング① 判決書の事実を整理して理解する | |
第8回 | リーディング② 当事者の請求の根拠(法制度)を理解する | |
第9回 | リーディング③ 当事者の主張に対する裁判所の判断を理解する | |
第10回 | ディベート① 班分け・テーマに関する調査 | |
第11回 | ディベート② テーマに関する調査・立論書の準備 | |
第12回 | ディベート③ ディベートの実践 | |
第13回 | 法曹三者講演会(聴講してミニッツペーパーを提出する) | |
第14回 | 文献・判例検索ガイダンス *なお、法曹三者講演会、文献・判例検索ガイダンスの日程については、あらためて提示します。それにともない上記の授業計画(各回の順序)には変更が生じえます。 |
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第15回 | 総括(学習内容の確認・まとめ課題の提示) |
授業外学習の課題 | 授業に必要な論文・判例などを指示し、その熟読を求めます。 指示されたテーマについて、レポート等の作成提出を求めます。 |
履修上の注意事項 | 1年次後期の履修登録指定科目です。 授業全体を通して、授業への出席、授業時間内外での課題や作業が重視されます。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の課題への取組みや提出状況70%、文献検索ガイダンス課題10%を目安に総合的に評価します。期末試験は実施しません。 |
テキスト | 資料等については、授業時に直接配布するほか、Google Classroomを用いて配布します。 |
参考文献 | 井田良・佐渡島紗織・山野目章夫『法を学ぶ人のための文章作法〔第2版〕』(有斐閣、2019年) その他、授業中に必要に応じて指示します。 |
主な関連科目 | 教養科目のうち法学のほか法律学を内容とする授業科目、主専攻科目のうち法律基本科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業に関する質問については授業終了後に対応します。その他、メールやMoodle等による相談にも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(基本科目) | 31200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |