授業コード 30095803 単位数 2
科目名 法律基礎B(初年次セミナー) クラス 03
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 十河 隼人 配当年次 *下表参考

授業の題目 初年次セミナー Freshperson Seminar
学修の概要 この授業科目は、法律学科1年次生が後期に必ず履修登録するものです。

この授業では、前期に履修する修大基礎講座の成果を受けて、2年次以降の学修にとって有益な情報・技術を受講生に提供し、それをふまえた種々の作業を行うことを予定しています。

授業は、リーディング、ライティング、ディベートのスキルを学んでいきます。

リーディングでは、条文や判決文の読み方、関連文献の読解などを取り上げます。ライティングでは、リーディングでの検討を踏まえて、レポートの書き方や報告レジュメの作成を学びます。ディベートは、それらの検討のまとめとして、意見の対立する論点を提示して討論をおこないます。
学修の到達目標 この授業科目の到達目標は、2年次以降の法律の学修に必要な基礎的知識・スキルを獲得することです。
授業計画 第1回 ガイダンス(授業の目標や各分野の内容、進め方の説明)
第2回 公務員講演会【リーガルマインド養成講座】
第3回 リーディングスキルの基礎―法律情報の調べ方・判例の読み方
第4回 法曹三者講演会
第5回 ライティングスキルの基礎―レポートの書き方
第6回 少年非行の原因(1)―リーディング
第7回 少年非行の原因(2) ―ライティング・ディベート
第8回 図書館検索ガイダンス
第9回 刑務所と社会の関係(1)―リーディング
第10回 刑務所と社会の関係(2) ―ライティング・ディベート
第11回 日本の犯罪者処遇を実証的に考える(1)―リーディング
第12回 司法書士講演会【リーガルマインド養成講座】
第13回 日本の犯罪者処遇を実証的に考える(2) ―ライティング・ディベート
第14回 文献・判例検索ガイダンス
*なお、文献・判例検索ガイダンスの日程については、あらためて提示します。それにともない上記の授業計画(各回の順序)には変更が生じえます。
第15回 総括(学習内容の確認・まとめ課題の提示)
授業外学習の課題 授業に必要な論文・判例などを指示し、その熟読を求めます。
指示されたテーマについて、レポート・報告資料等の作成提出を求めます。
履修上の注意事項 1年次後期の履修登録指定科目です。授業全体を通して、授業への出席、授業時間内外での課題や作業が重視されます。
成績評価の方法・基準 出席状況・受講態度(45点)、各テーマの課題(@10×4=40点)、まとめ課題(15点)を総合的に評価します。受講態度については、ディベートにおける参加姿勢・発言の積極性を特に重視します。期末試験は実施しません。
テキスト 浜井浩一『エビデンスから考える現代の「罪と罰」』(現代人文社、2021年)
参考文献 授業中に適宜指示します。
主な関連科目 教養科目のうち法律学を内容とする授業科目、主専攻科目のうち法律基本科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
アポイントを取って頂ければ、質問や相談等には随時対応します。その他、メールやMoodle等による相談にも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
法学部法律学科(基本科目) 31200 2024~2025 1・2・3・4 - -