授業コード | 30095801 | 単位数 | 2 |
科目名 | 法律基礎B(初年次セミナー) | クラス | 01 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 伊藤 嘉亮 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 初年次セミナー Freshperson Seminar |
学修の概要 | この授業科目は、法律学科1年次生が後期に必ず履修登録するものです。 この授業では、前期に履修した修大基礎講座の成果を受けて、2年次以降の学修にとって基礎的で有益な法の知識・情報などを身につけてもらうことを目的にしています。法の世界に触れてみたり、法を通じて社会のなかにある様々な問題を考えてみたりしようということです。 法律を学ぶための第1の柱は「知ること」です。第2は「考えること」、第3は「調べること」、そして第4は「議論して考えを深めたり広げたりすること」です。判例やその解説を読み、調べ、議論することで、法や社会問題への自分の理解を深めてもらいます。 受講生の皆さんには2~3人のグループをつくった上で、江藤祥平ほか『大学生活と法学』(有斐閣、2022年)のいずれかのトピックを選択し、報告してもらいます(下記計画は一例です)。担当については、第1回授業時に決めたいと思います。 |
学修の到達目標 | この授業科目の到達目標は、2年次以降の法律の学修に必要な基礎的知識・スキルを獲得することです。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション(担当の決定など) |
第2回 | アイスブレイク:資料の検索方法などの体験 | |
第3回 | 新歓コンパで酔い潰れ:禁止の根拠と限界を考える | |
第4回 | 「契約」って、何?:「契約」の意味と成立要件 | |
第5回 | オンライン上の「私」と「あなた」:デジタルな世界に消失する「私たち」 | |
第6回 | 文献検索ガイダンス *文献検索ガイダンスの日程は後日提示します。それに伴い授業計画(各回の順序)には変更が生じ得ます。 |
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第7回 | あっちを立てればこっちが立たず?:サイバー法と権利の衝突 | |
第8回 | 愛するということ:自己決定権と性 | |
第9回 | 性を語ること:LGBT/SOGIのカミングアウトとアウティング | |
第10回 | 法曹三者講演会 *講演会の日程は後日提示します。それに伴い授業計画(各回の順序)には変更が生じ得ます。 |
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第11回 | さっさと出て行け:「追放」から考える刑罰 | |
第12回 | Let's Study Abroad:留学で手に入れるもの | |
第13回 | 信用が繋ぐ社会、信用が縛る社会:「シェアする」時代の契約法 | |
第14回 | 世界は著作物で満ちている:身近に潜む著作権侵害 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 担当論文を報告するにあたり、担当者には配布するレジュメ(WordかPowerPoint)を作成してもらいます。担当者以外も予習するようにして下さい。 |
履修上の注意事項 | 1年次後期の履修登録指定科目です。授業への出席・報告・議論、授業時間外での資料作成やその後のレポートの執筆が重視されます。 *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は、GoogleDriveにアップしてあるので、各自でダウンロードして下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み・貢献度(60%)とレポート(40%)で評価します。 |
テキスト | とくになし。 |
参考文献 | 江藤祥平ほか『大学生活と法学』(有斐閣、2022年) |
主な関連科目 | 修大基礎講座、法律基礎A(法律学科入門)、教養科目のうち法学のほか法律学を内容とする授業科目、主専攻科目のうち法律基礎科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業に関する質問については授業終了後に対応します。それ以外でも随時対応しますし、メールでも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(基本科目) | 31200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |