授業コード | 30002362 | 単位数 | 2 |
科目名 | 卒業研究 | クラス | 62 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 柳生 一成 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 卒業研究 |
学修の概要 | 4年間の大学での学修の集大成として、個別指導または演習形式で論文を作成してもらう科目です。テーマ決定、資料の収集・分析、論文の作成に至るまで、原則として自らの力で取り組んでもらいます。 この科目は成果を評価するものですので、固定した時間割はありません。論文のテーマに 応じて主たる指導担当教員を定め、担当教員が授業スケジュールを調整し、質問や相談に適宜応じます。 (※授業計画は、履修者の論文の執筆状況や習熟度、履修者数に応じて変更することがあります。) |
学修の到達目標 | 本授業を履修することによって、 ①専門領域におけるリーガル・リサーチの方法を身につけられること ②論理的な法律論文の書き方を身につけられること ③完成させた論文の内容を適切に報告できること が目標です。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 授業の内容や論文執筆の流れなどの説明した後に、学生の興味のあるテーマの確認と今後の論文の執筆スケジュールの相談などをします。 |
第2回 | 論文テーマの決定 学生が感心を持ったテーマについて、分析の視角などを検討し、論文でどのように扱うかを学びます。 |
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第3回 | 参考資料の第一次収集 論文失費つんおための参考資料を収集し、参考文献一覧を作成します。邦語資料や英語資料の表記の仕方も学びます。 |
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第4回 | 参考資料の分析(1)論文・著書、関連法令などの分析 論文で扱うテーマに関し、その分野の基本的な先行研究である著書や論文等を選び出し分析します。文献の読み方もここで学びます。 |
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第5回 | 参考資料の分析(2)関連事件・裁判例などの分析 論文で扱うテーマに関し、その分野の重要な判例や事例を選び出し分析します。判例の読み方や判例評釈の扱い方もここで学びます。 |
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第6回 | 参考資料の第二次収集(追加資料の探し方) 先行研究の分析の中で新たに発見した資料や最新の資料を収集し、参考文献一覧を完成させます。 |
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第7回 | 論文の構成の作成 論文の各章・各節の見出しを適切に考え、論文のアウトラインの作成し完成させる仕方を学びます。 |
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第8回 | 論文の執筆(1)序論 論文の序論を執筆して、論文の全体像を確認する方法を学びます。それとともに、次の段階で重要となる本論の執筆で重要になる、注の付し方を確認します。 |
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第9回 | 論文の執筆(2)本論 論文の本論の執筆の仕方を学びます。パラグラフライティング等に基づいて文章が構成されているか等についても確認します。 |
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第10回 | 論文の執筆(3)結論 序論と対応する形で結論を執筆することを学びます。 |
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第11回 | 中間発表 これまでに執筆した論文の内容をプレゼンテーションによって紹介することによって、今後の執筆の課題等を把握します。 |
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第12回 | 論文の修正・執筆(1)アウトラインの修正など 先行研究の分析およびそれに基づく自らの考察が深まるにつれて、論文の内容の修正が必要になった場合におけるアウトラインの修正等について学びます。 |
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第13回 | 論文の修正・執筆(2)各章・節の修正など 修正したアウトラインをもとに、各章や各節の記述の修正などをし、論理的一貫性が保たれているか等の確認を行います。 |
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第14回 | 論文の修正・執筆(3)パラグラフの修正など 段落の記述が適切か等、細部の確認をしつつ論文を仕上げます。各パラグラフや序論をもとに、論文の要約を作成する方法もここで学びます。 |
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第15回 | 最終発表・総括 完成させた論文の概要をプレゼンテーションの形で発表します。それと、事前に提出された論文を元に、今後の研究の課題等を考えます。 |
授業外学習の課題 | ・各自が執筆しようとする論文に関連する文献や裁判例を収集し、それらを丁寧に読み、理解した上で、必要に応じて文章の形にまとめておくなどの作業が求められます。 ・授業外の学修は、事前事後合計で60時間以上行って下さい。 |
履修上の注意事項 | ・この科目の履修登録条件は、①3年次終了時点で、卒業所要の最低修得単位数(いわゆる「しばり」の合計)を含めて、合計110単位以上修得していること、②4年生前期終了時点で、卒業所要の最低修得単位数(いわゆる「しばり」の合計)を含めて、合計120単位以上修得していることです。 ・論文の提出までの作業日程については、Moodle等でもお知らせしますが、担当教員が直接指導しますので指示に従って下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 成果としての論文(100%)を基礎として、他の事情がある場合にはそれを加味して総合的に評価します。 |
テキスト | 使用しません。ただし、必ず『条約集』を持参して下さい(出版社は問いません)。 |
参考文献 | 国際法の文献の調べ方として、小寺彰ほか編『講義国際法』第2版、有斐閣、2010年等。 論文のテーマに応じて適宜担当教員から指示します。 |
主な関連科目 | 各自が執筆しようとする論文に関連する科目(「国際法」「ゼミナールⅠ」「ゼミナールⅡ」など) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業後・オフィスアワーに対応します。 論文に関するフィードバックはオフィスアワーなどにおいて個別に対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
法学部法律学科(演習) | - | 2016~2016 | 4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA40801 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
法学部法律学科(演習) | FLLA40801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
法学部法律学科(演習) | 31400 | 2024~2025 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |