授業コード 25000900 単位数 2
科目名 教育学特論Ⅶ(教育におけるICT研究) クラス
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 牧瀬 翔麻 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 教育におけるICT研究
学修の概要 学校教育では、GIGAスクール構想のもとで学校ICT環境や一人一台端末の整備が進んでいる。学校教育活動のあらゆる場面でICT活用が要請され、児童生徒一人ひとりの個別最適な学びの充実が図られている。本授業では、外部講師による実践紹介や学外の実践授業の参観等を通して、教育におけるICT活用の意義と価値を理解することをねらいとする。その上で、大学備え付けのIpad等を用いて、児童生徒の学習を促す効果的な授業について指導計画を作成し、模擬授業を行う。学生間のフィードバック等を通じて、ICTを活用した授業実践力を獲得する。
実務経験内容:公立小学校で12年間、国立大学附属小学校で5年間、小学校教諭として児童の指導に携わりました。その経験を活かし、この授業では児童のつまづきやそれに対応する指導の手立て等を具体的に示しながら講義を進めていく。
学修の到達目標 1.学校教育におけるICT教育の実際について理解し、その意義や価値を説明することができるようになる。
2.教育活動の多様なICTツールの技術や活用方法を習得し、効果的に授業に活用することができるようになる。
3.学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力(情報モラルを含む)を教科等横断的な視点に立って指導することができるようになる。
4.協働作業・グループ活動等を通し、学生同士のコミュニケーション能力を高めることができるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 外部講師による講話-ICTや学習アプリ等の解説
第3回 外部講師による実践①-学校教育におけるICT活用の紹介
第4回 外部講師による実践②-学校教育におけるICTを活用した授業
第5回 ICT・アプリに触れる
第6回 ICT・アプリを活用する
第7回 ICT・アプリを活用した学習活動をつくる
第8回 授業見学①-ICTを活用した実践授業の見学(学外)
第9回 授業見学②-ICTを活用した実践授業の見学と振り返り(学外)
第10回 指導計画の作成①-ICTを活用した指導計画の検討
第11回 指導計画の作成②-ICTを活用した指導計画の作成・実践
第12回 指導計画の作成③-ICTを活用した学習活動の工夫
第13回 模擬授業①-学習指導要領を踏まえたICT活用
第14回 模擬授業②-ICTを活用した主体的・対話的で深い学び
第15回 模擬授業③-まとめと振り返り
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):授業テーマに関する予習を行うこと。また、グループによる指導計画の作成においては、入念な準備の時間とチームワークを要する。
事後学修(2時間程度):実践に対する振り返りや他者からのフィードバックを踏まて、改善点を整理したうえで次回以降の実践に繋げること。
履修上の注意事項 授業は対面形式で実施する。
*欠席回数が5回となった場合、単位認定の対象としない。
*公認欠席制度の配慮内容は以下の通りである。
・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
・公認欠席時の資料は後日配付する。
・学外の授業見学時に公認欠席となった場合、代替措置は行わない。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(50%)、成果物・指導案の作成・レポート(50%)
テキスト 授業内で適宜紹介する。
参考文献 稲垣忠・佐藤和紀編著『ICT活用の理論と実践』北大路書房、2021年。
上記のほかに授業内で適宜紹介する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
各担当教員が随時対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) 2017~2023 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目B群) FHED23115 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目B群) FHED23115 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(専攻科目B群) 23300 2024~2025 2・3・4 - -