授業コード | 25000600 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教育学特論Ⅴ(初等・授業研究) | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中西 紘士 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 初等・授業研究 |
学修の概要 | 小学校の学校現場では、授業研究が実施される。近年、この日本の授業研究は、諸外国においてLesson Studyとして注目されている。本授業では、これまで我が国で実施されてきた授業研究行うための教科内容研究と指導方法研究の両面からアプローチをした指導案作成の力量を身に付ける事をねらいとする。作成した指導案を基に実際に模擬授業を行うことにより、実践的指導力を獲得することを目指す。 実務経験内容:公立小学校で12年間、国立大学附属小学校で5年間、小学校教諭として児童の指導に携わりました。その経験を活かし、この授業では児童のつまづきやそれに対応する指導の手立て等を具体的に示しながら講義を進めていく。 |
学修の到達目標 | ・初等教育における授業研究の意義や価値を説明することができるようになる。 ・初等教育における教材の分析や指導方法の工夫を理解し模擬授業に取り入れることができるようになる。 ・協働作業やグループ活動を通し、お互いの意見や価値観を受け入れながらより良い指導を模索するコミュニケーション能力を養うことができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 小学校における授業研究の在り方についての理解 | |
第3回 | 各教科(国語・算数など)の教材分析について | |
第4回 | 指導案の作成方法について | |
第5回 | 指導案の作成①作成 | |
第6回 | 指導案の作成②交流 | |
第7回 | 指導案の作成③修正 | |
第8回 | 授業研究参加①授業見学 | |
第9回 | 授業研究参加②協議会参加 | |
第10回 | 模擬授業とリフレクション①(グループA) | |
第11回 | 模擬授業とリフレクション②(グループB) | |
第12回 | 模擬授業とリフレクション③(グループC) | |
第13回 | 模擬授業とリフレクション④(グループD) | |
第14回 | 模擬授業とリフレクション⑤(グループE) | |
第15回 | 全体のまとめ、講評、授業アンケート |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):授業テーマに関わる調査(文献検索等)を行うこと。また、グループによる指導案の作成においては、入念な準備の時間とチームワークを要する。 事後学習(2時間程度):実践に対する振り返りや他者からのフィードバックを踏まえて、改善点を整理した上でレポート作成をする。 |
履修上の注意事項 | ・欠席回数が4回以上の場合、成績評価の対象外となることを注意しておくこと(忌引き、実習等のやむ負えない場合は考慮する場合もある)。 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ※単位認定要件または期末試験等の受験要件として、一定の出席回数を定める場合。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(50%) 成果物・指導案の作成・レポート(50%) |
テキスト | 授業内で適宜紹介する。 |
参考文献 | 各教科の小学校学習指導要領解説(2017) |
主な関連科目 | 初等教育(各教科)、各教科の教科教育法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
各担当教員が随時対応する |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | - | 2017~2023 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED23112 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED23112 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | 23300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |