授業コード 25000500 単位数 2
科目名 教育学特論Ⅲ(アダプテッド・スポーツ) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 三木 由美子 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 アダプテッド・スポーツの理解と実践
学修の概要 アダプテッド・スポーツとは、障害のある人はもちろん、幼児から高齢者、体力の低い人であっても、ルールや用具を対象者の特徴に適合(adapt)することによって展開するスポーツ活動のことです。本授業では、様々なアダプテッド・スポーツのルールや用具の工夫を学びます。そして、対象に応じたルールや用具の工夫を自ら考え、実施/提供することを体験的に学びます。また、身体的な制限を伴いながら(障害疑似体験)の実践を通して、自分も含む様々な対象や状況にadaptする知識を身に付けます。
学修の到達目標 ・アダプテッド・スポーツ種目に関するルールや用具の工夫について理解し、自ら考えることができる。
・自分も含む対象の状況や環境に応じて、スポーツのルールや用具を工夫し、実践することができる。
・年齢、障害の有無および運動の得意・不得意などに関わらず楽しむことのできるスポーツを理解し、提案することができる。
授業計画 第1回 オリエンテーション(アダプテッド・スポーツとは)
アダプテッド・スポーツの特性について知る
第2回 ボッチャ:ルールの確認・工夫・ミニゲーム
ボッチャの特性を知り、実践する
第3回 ボッチャ:リーグ戦
ボッチャの工夫を考え、実践する
第4回 フライングディスク・ディスクバスケ
フライングディスク・ディスクバスケの工夫を知り、実践する
第5回 ティーボール:ルールの確認・ミニゲーム
ティーボールの特性を知り、実践する
第6回 ティーボール・ソフトバレーボール:ルールの工夫(オンデマンド)
対象の集団に応じたルールの工夫を考える
第7回 ティーボール:リーグ戦
ティーボールのルールの工夫を協議し、実践する
第8回 ソフトバレーボール:ルールの確認・工夫
ソフトバレーボールの特性を知り、実践する
第9回 ソフトバレーボール:試合
ソフトバレーボールのルールの工夫を協議し、実践する
第10回 車椅子バスケットボール:ルールの確認・工夫
車椅子バスケットボールの特性を知り、実践する
第11回 車椅子バスケットボール:試合
車椅子バスケットボールのルールの工夫を考え、実践する
第12回 バドミントン:ルールの確認・工夫
バドミントンのルールの工夫を考え、実践する
第13回 ユニバーサルホッケー:ルールの確認・工夫
ユニバーサルホッケーの特性を知り、実践する
第14回 ユニバーサルホッケー:試合
ユニバーサルホッケーのルールの工夫を考え、実践する
第15回 授業の振り返り、ルールの工夫
実施した種目を振り返り、対象集団に応じたルールや用具の工夫を協議する
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):授業の最後に次回の種目や内容について発表するので、各自でできる限り調べてまとめておくこと。
事後学修(2時間程度):毎回の授業内容やポイントを指定された様式にまとめ、授業内容を整理すること。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します(Moodle使用)。
運動に適した服装で受講すること。
受講者の人数や用具の準備状況に応じて、授業計画の順番を変更する場合がある。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件等には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 授業時の課題遂行状況(70%)、リアクションペーパー(30%)、欠席は減点。
テキスト 使用しない。
参考文献 矢部京之助・草野勝彦・中田英雄(2004)アダプテッド・スポーツの科学~障害者・高齢者のスポーツ実践のための理論~.市村出版,東京.
主な関連科目 健康スポーツ実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に受け付ける。希望する学生には、各回の課題遂行状況やリアクションペーパーに関するフィードバックを行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) 2017~2023 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目B群) FHED23111 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目B群) FHED23111 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(専攻科目B群) 23300 2024~2025 2・3・4 -