授業コード | 24017500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 現代社会論演習A(再帰的近代と社会不安) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中根 光敏 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 現代社会における構造変動と価値変容 |
学修の概要 | 現代社会に生起する問題群を理解するための基本的な社会理論を考察します。とりわけても、「公正/安全/環境保護」というイデオロギーによって方向付けられている現代社会が抱える問題群を「再帰的近代と社会不安」という視角から捉え直し、「グローバル化」によって生じている「生活世界の変容」を「社会構造の変動」と「価値変容」に照らして、現代社会において人間社会が直面している問題を認識するための社会理論を考察していきます。 |
学修の到達目標 | 現代社会で生じている様々な問題群を認識し、それらについて社会学的に分析・説明することができる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション 演習の進め方を理解する |
第2回 | 現代社会における社会不安と社会 社会不安を理解できる |
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第3回 | 再帰的近代 再帰的近代を理解できる |
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第4回 | リスク社会とは リスク社会を理解できる |
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第5回 | アイデンティティとリスク社会 アイデンティティを理解する |
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第6回 | (オンデマンド) 消費主義と社会不安 消費主義と社会不安について知る |
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第7回 | (オンデマンド) 消費と社会 消費を社会学的に理解する |
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第8回 | 再帰的近代とアイデンティティ危機 アイデンティティ危機を理解できる |
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第9回 | イメージの現代社会論 現代社会のイメージに関して理解する |
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第10回 | 大衆消費社会 大衆消費社会を理解する |
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第11回 | グローバル化と価値変容 グローバル化と価値変容を理解する |
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第12回 | グローバル化と生活世界の変容 生活世界の変容を理解できる |
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第13回 | グローバル化と格差 グローバル化と格差について理解する |
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第14回 | 新人世と現代社会の行方 現代社会の方向性を理解できる |
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第15回 | 総括 現代社会における構造変動と価値変容を理解できる |
授業外学習の課題 | 2時間程度の事前学習:指定された課題を読んで臨むこと 2時間程度の事後学修:指定された課題への取組 |
履修上の注意事項 | 公認欠席は出席にはならない。一定の出席を満たなければ単位修得はできない。公認欠席時の資料は後日Moodleで配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 授業における報告(レジメ)(30点)、議論への参加度(20点)、期末レポート(50点)を総合的に(100点満点)で評価する |
テキスト | 『(仮題)社会学への招待』2025年4月松籟社より刊行予定 |
参考文献 | フランコ・ベラルディ『大量殺人の“ダークヒーロー” ――なぜ若者は、銃乱射や自爆テロに走るのか?』作品社 ウルリッヒ・ベック『世界リスク社会』法政大学出版局フランコ・ベラルディ『大量殺人の“ダークヒーロー” ――なぜ若者は、銃乱射や自爆テロに走るのか?』作品社 ウルリッヒ・ベック『世界リスク社会』法政大学出版局 ニクラス・ルーマン『リスクの社会学』新泉社 アンソニー・ギデンス『モダニティと自己アイデンティティ ――後期近代における自己と社会 (ちくま学芸文庫)』 デヴィッド・グレーバー『官僚制のユートピア――テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則』以文社 中根光敏・山里裕一・田中慶子『グローバル化と生活世界の変容』いなほ書房 デヴィッド・グレーバー『負債論――貨幣と暴力の5000年』以文社 ニクラス・ルーマン『リスクの社会学』新泉社 アンソニー・ギデンス『モダニティと自己アイデンティティ ――後期近代における自己と社会 (ちくま学芸文庫)』 デヴィッド・グレーバー『官僚制のユートピア――テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則』以文社 中根光敏・山里裕一・田中慶子『グローバル化と生活世界の変容』いなほ書房 デヴィッド・グレーバー『負債論――貨幣と暴力の5000年』以文社 ※その他、適宜、講義中に指示する。 |
主な関連科目 | 産業社会学演習、消費社会論演習、消費社会論演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了後、且つ、e-mailでも受け付ける。 |
添付ファイル | 社会学専攻「卒業研究」ルーブリック.pdf | 説明 | |
添付ファイル | 25社会学科「卒業研究」ルーブリック.pdf | 説明 | ルーブリック |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | - | 2017~2023 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |