授業コード | 24012300 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会学特論演習(現代日本社会におけるエスニシティ) | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 伊藤 泰郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 日本の民族的マイノリティについて考える。 |
学修の概要 | 日本社会における民族的マイノリティが置かれた状況や抱える問題について、歴史的経緯や国際的な動向を踏まえつつ、演習形式で学ぶ。文献購読を中心に進めるが、映像資料を使うことも予定している。 |
学修の到達目標 | 社会の一員として、また自分の問題として、履修者それぞれが「移民」や「民族」について考えるために必要な基礎知識を習得する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス この授業で取り組むことやねらいを理解する。 |
第2回 | 日本から海外への移住 近代以降の日本から海外への移住の歴史について考える。 |
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第3回 | 日系外国人 南米の日系外国人の来日過程と日本で置かれた状況について考える。 |
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第4回 | 戦前の中国東北部への移住 中国東北部への開拓団などの移住について考える。 |
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第5回 | 中国帰国者 中国残留邦人の帰国や日本で置かれた状況について考える。 |
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第6回 | 世界の難民 世界の様々な難民の現状と支援について考える。 |
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第7回 | インドシナ難民 インドシナ難民の受け入れと日本で置かれた状況について考える。 |
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第8回 | 日本による難民受け入れの現状 近年の日本の難民の受け入れについて考える。 |
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第9回 | アメラジアン 在日米軍とアメラジアンについて考える。 |
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第10回 | 華僑 近代以降の華僑の来日過程や日本で置かれた状況について考える。 |
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第11回 | 戦前・戦中・戦後の朝鮮半島からの渡日 近代以降の朝鮮半島から日本への移住について考える。 |
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第12回 | 在日コリアン 在日コリアンが日本で置かれた状況について考える。 |
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第13回 | 国際社会と先住民族 世界の様々な先住民族の現状について考える。 |
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第14回 | アイヌ民族 アイヌ民族が近代以降に置かれた状況と現状について考える。 |
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第15回 | 授業のまとめ これまでの授業を踏まえ「移民」や「民族」について考える。 |
授業外学習の課題 | 次回の授業で購読する文献を必ず読んでくること。自分が担当する報告の準備はしっかりとしてくること。また、授業外の課題として指示したものは期限までに必ず提出すること。 |
履修上の注意事項 | ・公認欠席は出席にはならない。 ・一定の出席を満たさなければ単位修得はできない。 ・公認欠席時の資料は後日配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 議論への参加度:40%、授業での発表:30%、学期末のレポート:30% |
テキスト | 授業において適宜指示する。 |
参考文献 | 授業において適宜指示する。 |
主な関連科目 | 社会学研究入門Ⅱ、社会調査概論、社会学特論演習(外国人と日本社会) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中や授業後に受け付けます。メールでも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2025 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |