授業コード 24012200 単位数 2
科目名 社会学特論演習(外国人と日本社会) クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 伊藤 泰郎 配当年次 *下表参考

授業の題目 日本社会における「外国人」について考える。
学修の概要 日本社会における外国人が置かれた状況や抱える問題について、外国人の受け入れ政策や国際的な動向を政策を踏まえつつ、様々な局面を取り上げて演習形式で学ぶ。文献購読を中心に進めるが、映像資料を使うことも予定している。
学修の到達目標 社会の一員として、また自分の問題として、履修者それぞれが「移民」や「民族」について考えるために必要な基礎知識を習得する。
授業計画 第1回 ガイダンス
この授業で取り組むことやねらいを理解する。
第2回 日本の外国人労働者
外国人労働者が置かれた状況について事例から理解する。
第3回 戦後の外国人受け入れ政策
外国人の受け入れ政策について理解する。
第4回 外国人受け入れをめぐる論点
外国人の受け入れに関する論点を挙げて議論する。
第5回 外国人労働者の支援
外国人労働者を支援する団体の活動を知る。
第6回 日本の移民政策を考える(1)
労働の観点から日本の移民政策について考える。
第7回 日本の移民政策を考える(2)
ジェンダーの観点から日本の移民政策について考える。
第8回 日本の移民政策を考える(3)
出入国在留管理の問題点について考える。
第9回 日本の移民政策を考える(4)
社会保障の観点から日本の移民政策について考える。
第10回 日本の移民政策を考える(5)
教育の観点から日本の移民政策について考える。
第11回 日本の移民政策を考える(6)
多文化共生の観点から日本の移民政策について考える。
第12回 日本の移民政策を考える(7)
日本の移民排斥の現状について考える。
第13回 日本の移民政策を考える(8)
日本と海外の反差別の取り組みについて考える。
第14回 日本の移民政策を考える(9)
国籍・シティズンシップの観点から日本の移民政策について考える。
第15回 日本の移民政策を考える(10)
「技能」という観点から日本の移民政策について考える。
授業外学習の課題 次回の授業で購読する文献を必ず読んでくること。自分が担当する報告の準備はしっかりとしてくること。また、授業外の課題として指示したものは期限までに必ず提出すること。
履修上の注意事項 ・公認欠席は出席にはならない。
・一定の出席を満たさなければ単位修得はできない。
・公認欠席時の資料は後日配布する。
成績評価の方法・基準 議論への参加度:30%、授業での発表:40%、学期末のレポート:30%
テキスト 鳥居一平『国家と移民』集英社新書(2020)
高谷幸編『移民政策とは何か―日本の現実から考える』人文書院(2019)
参考文献 授業において適宜指示する。
主な関連科目 社会学研究入門Ⅱ、社会調査概論、社会学特論演習(現代日本社会におけるエスニシティ)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中や授業後に受け付けます。メールでも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部社会学科(専門演習科目) 24400 2024~2025 2・3・4 - -