授業コード | 24008800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 産業社会学演習(産業構造の転換と市場経済の変容) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中根 光敏 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | COVID-19Pandemicを基軸に「産業構造と市場経済の変容」を考察する。 |
学修の概要 | 本演習においては、COVID19Pandemicを基軸として、現代的な産業構造の転換を歴史的な産業構造の転換に照らして、現代的な特徴を探ると共に、現在起こっている産業領域や労働領域におけるドラスティックな変容を捉えようと試みる。近代化とは、経済成長イデオロギーに呪縛された社会の拡張運動であったけれども、COVID19Pandemicは「人間の生命(自粛など)vs 経済成長」というイデオロギーへの呪縛によって、グローバルな次元で「生命の市場化」「経済格差」の急速な進行は不可視化されている。COVID19Pandemicによる産業構造の転換と労働の変容は、Pandemic下でどのようなものとして起こったのか、化学的(医学的)に確定されるという(希望の)イデオロギーとして構成されているPandemic収束・終熄が現実には恣意的に決定される計画的な出来事であると想定すれば、どのような出来事が不可視化されていくのか、を本演習では考える。 |
学修の到達目標 | 産業社会の構造的転換と市場経済の変化を関連付けて考察できるようになる |
授業計画 | 第1回 | 演習の進め方 |
第2回 | COVID-19Pandemicとは何か——産業構造と市場経済を基軸として | |
第3回 | 「感染防止vs経済活動」という虚偽意識 | |
第4回 | 新型コロナウィルスの発生源と感染源をめぐるポリティクス | |
第5回 | 「夜の街」へのバッシング/「飲食店」への自粛要請 | |
第6回 | 「感染拡大協力給付金」は誰を救ったのか? | |
第7回 | COVID-19Pandemicをめぐる格差——産業・市場別に考える | |
第8回 | COVID-19Pandemicをめぐるジェンダー格差 | |
第9回 | 「希望のワクチン」/「絶望のワクチン」——医療・薬品の市場化・産業化を考える | |
第10回 | (オンデマンド) オルタナティヴなエッセンシャルワーカー——フーゾクには給付金もなければ自粛・時短もない |
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第11回 | covid-19Pandemicでも株価が暴落しなったのは何故か/暴利を貪ったののは誰か | |
第12回 | COVID-19Pandemic下における勝ち組/負け組 | |
第13回 | 新自由主義とCOVID-19Pandemic | |
第14回 | COVID-19Pandemicによるデストピアか/収束・終熄後のデストピアか——グローバル社会に科せられたトロッコ問題 | |
第15回 | 総括討論 |
授業外学習の課題 | 1.講義中に指定された課題文献を読んで、講義に臨むこと。 2.講義中に指定された課題に関して、レポートを作成して講義に臨むこと。 「事前学習2時間、事後学習2時間が必要です」 |
履修上の注意事項 | 1.講義では適宜映像資料を使用する予定。 2.定期試験は実施しない ※ブレンド型授業を実施します。 PowerPointの2019版がインストールして動作するパソコンで講義を視聴する必要があります。詳細は、教学センターへ問い合わせなさい。 |
成績評価の方法・基準 | レポート及び演習への参加度を100点満点で総合的に評価する |
テキスト | 『(仮)社会学への招待』2025年4月に松籟社から刊行予定 |
参考文献 | 講義中に適宜指示する |
主な関連科目 | 産業社会学、消費社会論、現代社会論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了後、及びメール等でも対応する |
添付ファイル | 25社会学科「卒業研究」ルーブリック.pdf | 説明 | ルーブリック |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2025 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |