授業コード 24007000 単位数 2
科目名 応用社会学演習(医療化と脱医療化) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 田中 慶子 配当年次 *下表参考

授業の題目 現代社会の「メンタルヘルス」をめぐる問題
学修の概要 近年、対人関係におけるストレス疾患(心の病・精神疾患)の原因と対処=「メンタルヘルス対策」をめぐって、精神医学・心理学・法学・経済学・社会学など様々な学問領域で研究がなされ、その研究結果が医療現場や労働現場で応用されている。
本演習では、対人関係におけるストレス疾患の原因と対処=「メンタルヘルス対策」を社会学的課題として位置付け、医療社会学などの視点から現代のストレス・精神疾患・「メンタルヘルス対策」の構成について分析する。
学修の到達目標 現在実施されている対人関係におけるストレス疾患(心の病・精神疾患)の原因と対処=「メンタルヘルス対策」を医療社会学などの視角から分析し、メンタルヘルス対策の構成過程を説明できるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション「演習の進め方について」
演習の進め方について理解できる
第2回 文献講読とレジュメ・レポートの書き方
文献講読とレジュメ・レポートの書き方を理解できる
第3回 文献講読、報告
文献講読と報告の仕方について理解できる
第4回 文献講読、報告、議論
文献講読、報告にもとづいて議論ができるようになる
第5回 文献講読、議論(対人関係とストレス疾患の関係性)
対人関係とストレス疾患の関係性について議論できるようになる
第6回 文献講読、報告、議論(対人関係におけるストレス疾患の問題と方策)
対人関係におけるストレス疾患の問題と方策について議論できるようになる
第7回 文献講読、報告、議論(対人関係と精神疾患の関係性)
対人関係と精神疾患の関係性について議論できるようになる
第8回 文献講読、報告、議論(対人関係における精神疾患の問題と方策)
対人関係における精神疾患の問題と方策について議論できるようになる
第9回 個別報告:「社会問題とストレス疾患の構成」
社会問題とストレス疾患の構成について報告できる
第10回 個別報告:「社会問題と精神疾患の構成」
社会問題と精神疾患の構成について報告できる
第11回 個別報告:「社会問題とメンタルヘルス対策の構成」
社会問題とメンタルヘルス対策の構成について報告できる
第12回 ディスカッション:「社会問題とストレス疾患の関連性」について
「社会問題とストレス疾患の関連性」について議論できる
第13回 ディスカッション:「社会問題と精神疾患の構成」について
「社会問題と精神疾患の構成」について議論できる
第14回 ディスカッション:「社会問題とメンタルヘルスの構成」」について
「社会問題とメンタルヘルスの構成」」について議論できる
第15回 総括
現代社会の「メンタルヘルス」をめぐる問題について総括として議論できる
授業外学習の課題 (事前学修2時間程度)講義内で出された課題についてレジュメを作成すること
(事後学修2時間程度)講義内の説明及びディスカッションで使用された用語や事例などで分からない点について調べること
履修上の注意事項 「応用社会学演習A」を履修することがのぞましい。
本演習は参加者の報告が中心となるため他の履修生の迷惑にならないよう遅刻や欠席に十分注意し、欠席する際は事前連絡すること。欠席や遅刻は減点する。
公認欠席は出席として扱わない。
また、講義内で司会者・報告者を決めるため、欠席しないように心がけること。
講義内でのスマートフォンの使用、私語は禁止。減点の対象となります。
Moodleを使用することもありますので Moodleを使用できるようにしておくこと
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(報告、レジュメ、議論への参加など)50%と期末レポート50%を総合的に評価する。遅刻や欠席は減点する。また受講態度によっても減点する。
テキスト 適宜指示する
参考文献 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社
主な関連科目 応用社会学演習A、応用社会学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業時間内外で適宜対応する。
また卒業研究などの研究テーマに関する相談は、個別面談でも対応する。
添付ファイル 2025講義ルーブリック.pdf 説明 レジュメ、期末レポートの評価

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部社会学科(専門演習科目) 24400 2024~2025 2・3・4 - -