授業コード | 24005200 | 単位数 | 2 |
科目名 | エリア・スタディーズ演習(グローバル化と東アジア共同体) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 高田 峰夫 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 地方と農の可能性を考える |
学修の概要 | エリアを考える時、エリア・スタディーズでは主に広域のエリアを考えます。例えば、東アジアとか東南アジアとかです。しかし、日本もそうした東アジアの一部であり、私たちはそこで生きています。他方、グローバル化が進むにつれ、急激に社会が変化し、地域に生きる人々の生活にも大きな影響が出ています。 本授業では、これまでの生活の踏襲ではなく、グローバル化しつつある世界に生きることを前提とした中での、新たな生き方として、地方で生きること、特に、農と関連した生き方について、広くその可能性を探ることにしたいと思います。 具体的には、いくつかの代表的な著作(提案)を検討し、その可能性を考え、議論する、という形で授業を進めます。 |
学修の到達目標 | 地方と農の可能性について、キチンと理解することができる。 その上で、自分のこれからの人生との関わりにまで具体的に考えを及ぼせるようになれば、なお良い。 |
授業計画 | 第1回 | 大よそ以下のような枠組みで進める予定ですが、社会状況の変化や、新たなトピックの登場等があれば、その場合は柔軟に変更することもありえます。 教員より概要の説明 |
第2回 | 地方で生きるとは | |
第3回 | 地方で生きる人々:事例1 | |
第4回 | 地方で生きる人々:事例2 | |
第5回 | 次の時代を生きる? | |
第6回 | これからの時代と地方 | |
第7回 | 地方の可能性 | |
第8回 | 農、の可能性 | |
第9回 | 「半農半X」 | |
第10回 | 「半農半X」提唱から四半世紀 | |
第11回 | 地方の変化 | |
第12回 | 農と食 | |
第13回 | 農と地方の可能性 | |
第14回 | 都市での農 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 毎回テキストを事前に読み込むことが求められます。また、授業後に、授業時の議論を反芻し、自分なりに検討する作業も必要です。以上のために、最低4・5時間は費やすことが必要でしょう。 |
履修上の注意事項 | 特別の予備知識は必要としませんが、事前にテキストを読み、各自でその内容を十分に理解した上で授業に参加することが求められます。また、ゼミ形式ですので、受講者が議論することが不可欠です。授業の場に来ただけ、その場にいるだけ、という場合には評価されない、と申し上げておきます。 なお、公認欠席の場合には、次週以後に必要な資料を配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 事前の準備(約20%)、報告担当会の内容(20%)、議論への参加(30%)、思考・調査(20%)、授業時の意欲・態度(10%)を総合して評価します。 なお、特別に貢献があったと認定した場合には、若干の加点をします。 |
テキスト | 以下のテキストから始めます。 それ以後は、授業内で指示します。 西村佳哲『増補新版 今、地方で生きるということ』ちくま文庫 |
参考文献 | 沢山ありますが、とりあえず、以下のものを見てください。 高坂勝『次の時代を先に生きる』ちくま文庫 塩見直紀『半農半Xという生き方(決定版)』ちくま文庫 小口広太『日本の食と農の未来』光文社新書 瀧井広臣『農のある人生』中公新書 小口広太編『農の力で都市は変われるか』コモンズ、他 |
主な関連科目 | ボーダー・スタディーズ演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
特定のオフィスアワーは設けません。公平性の点から、質問等は授業内にしてください。そうした方が他の人もその情報をシェアすることができて有益です。 ただし、プライバシーに関する問題、もしくは、授業に関連するが、直接の授業内容とはズレるような問題、等については、授業後に直接声をかけてください。 なお、十分な時間を取った応答が必要と判断した場合には、個別に都合をすりあわせ、対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34303 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34303 | 2023~2023 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |
人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2025 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |