授業コード | 24003100 | 単位数 | 2 |
科目名 | 質的社会調査法 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 仁井田 典子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 質的調査データの収集と分析 |
学修の概要 | この講義では、インタビュー調査や参与観察法を中心に質的調査を扱う。受講生のみなさんが、インタビューや参与観察とはどのようなものであり、どのようにデータを集め、どのように分析していくのかについて学び、質的調査を自ら行なえる能力を身につけることを目的とする。 なお、この講義は社会調査士資格認定カリキュラムFに対応している。 |
学修の到達目標 | 自ら質的調査を行なうことができるようになる |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:質的調査とは 質的調査についてイメージすることができる |
第2回 | インタビュー調査とは インタビュー調査についてイメージすることができる |
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第3回 | インタビュー調査を用いた事例の紹介と解説 事例を用いてインタビュー調査についてより具体的にイメージできる |
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第4回 | 機器を使った記録とトランスクリプトの作成 記録のとり方やトランスクリプトの作成について理解できる |
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第5回 | ライフヒストリーとは ライフヒストリーについて理解できる |
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第6回 | 参与観察法とは 参与観察法について理解できる |
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第7回 | 参与観察法を用いた事例の紹介と解説 事例を用いて参与観察法についてより具体的にイメージできる |
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第8回 | フィールドノートの作成 フィールドノートのとり方について理解できる |
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第9回 | 非参与観察法:エスノメソドロジーと会話分析 エスノメソドロジーと会話分析について他の調査方法との違いを理解できる |
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第10回 | データの分析・解釈の方法 自らデータを分析・解釈できるようになる |
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第11回 | 質的データの記述方法 質的データの記述方法について理解する |
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第12回 | ドキュメント分析とは ドキュメント分析についてイメージできる |
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第13回 | ドキュメント分析を用いた事例の紹介と解説 具体的な事例を用いてドキュメント分析についてより具体的にイメージできる |
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第14回 | 質的調査とラポール 調査者と調査対象者の「非対称性」、質的調査の「客観性」について理解できる |
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第15回 | 質的調査を行う際の注意点 調査倫理について理解できる |
授業外学習の課題 | 2時間程度の事前学習:あらかじめ指定された課題をこなすこと 2時間程度の事後学習:指定された課題に次の授業時までに取り組むこと |
履修上の注意事項 | 公認欠席は出席としてカウントしません。 |
成績評価の方法・基準 | 授業の参加度40%、課題レポート60%で評価します。 |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 桜井厚、2002『インタビューの社会学』せりか書房 前田拓也ほか編、2006『最強の社会調査入門――これから質的調査をはじめる人のために』ナカニシヤ出版 谷富夫ほか、2009『よくわかる質的社会調査 技法編』 ミネルヴァ書房 大谷信介ほか、2013『新・社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房 小林多寿子編、2010『ライフストーリー・ガイドブックー―ひとがひとに会うために』嵯峨野書院 佐藤郁哉、1984『暴走族のエスノグラフィー』新曜社 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問や相談については、授業後またはメールで対応します。 |
添付ファイル | 2025講義ルーブリック(学部).pdf | 説明 | ルーブリック |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(社会調査関連科目) | 24300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |