授業コード | 24001000 | 単位数 | 2 |
科目名 | 犯罪社会学 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 狩谷 あゆみ | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 犯罪社会学の理論と方法について |
学修の概要 | 私たちは「犯罪に巻き込まれたくない」「犯罪に関わりたくない」と思いながら、マスメディアで報道される様々な事件に釘付けになるのはなぜだろうか。犯罪とは、私たちの生きている社会を映し出す鏡のようなものであり、犯罪社会学は、様々な角度から犯罪を分析することによって,社会の有り様を理解していく学問である。本講義では、犯罪を社会学的に分析するために必要な理論的枠組みや概念について学ぶことを目的とする。 |
学修の到達目標 | 犯罪社会学の理論と方法を学ぶことができる。この授業で学んだ理論と方法を応用し、犯罪に関する具体的な事例を分析する力を身につけることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 講義の概要について、履修上の注意点について説明する。 授業への取り組み方を理解できる |
第2回 | 犯罪社会学とは 犯罪を研究するために必要な心理学的アプローチ、社会学的アプローチ、生物学的アプローチについて理解できる |
|
第3回 | 逸脱の社会学 犯罪に関する概念を理解できる |
|
第4回 | 刑罰の歴史〜身体刑から自由拘束刑へ 刑罰の歴史について理解できる |
|
第5回 | 動機の語彙論1 「本当の理由」を知りたいですか? 犯罪に関する理論的枠組みを理解できる |
|
第6回 | 動機の語彙論2 「わかりやすさ」とは何か 犯罪に関する理論的枠組みを理解できる |
|
第7回 | 世論と群衆 犯罪に関する概念を理解できる |
|
第8回 | 模倣と犯罪 犯罪に関する概念を理解できる |
|
第9回 | 第1回から第8回までのまとめ(オンデマンド) 犯罪に関する理論的枠組みや概念について具体的事例を用いてまとめることができる |
|
第10回 | メディアの変遷と犯罪報道 犯罪報道に関する具体的事例を知ることができる |
|
第11回 | コミュニティと犯罪 犯罪とコミュニティの関係について知ることができる |
|
第12回 | 世間という名の監視装置 世間と犯罪の関係について知ることができる |
|
第13回 | 差別と犯罪1~マイノリティとマジョリティ マイノリティと犯罪に関する具体的事例を知ることができる |
|
第14回 | 差別と犯罪2~ヘイトスピーチ ヘイトスピーチに関する具体的事例を知ることができる |
|
第15回 | 第10回から第14回までのまとめ(オンデマンド) 犯罪に関する様々な例をまとめることができる |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):講義のテーマについて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施する。Moodleを使用する。公認欠席時の資料は後日配布する。小テストが公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応する。Moodleを使用した小テストを2 回行い、1回目のテストを受けていない場合は、2回目のテストを受けることができない。小テスト以外の回では、小レポート、コメントシート、アンケートなどの課題を提出してもらう。小テストの内容は、口頭で説明した内容やスライドの内容、アンケート結果なども含む。 |
成績評価の方法・基準 | 授業内に行う小テスト(2回)50%、レポートやミニッツペーパー、アンケートなどの課題提出50%を目安に総合的に判断する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | デービッド・ガーランド, (向井智哉訳,藤野京子監訳)『処罰と近代社会』現代人文社,2016 |
主な関連科目 | 社会学理論、犯罪社会学演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールにて質問や相談に応じる。課題に対するフィードバックは随時対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(社会の諸領域に関する科目) | 24300 | 2024~2025 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |