授業コード | 24000304 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会学研究入門Ⅱ | クラス | 04 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 三隅 貴史 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会学への招待 Introduction to Sociology |
学修の概要 | この授業は、社会学科初年次生向けの社会学における基礎的な知識やスキルを修得する科目です。社会学研究入門Ⅰでは、社会学に関する基礎的な知識やスキルを一定程度修得しているという前提で、社会学研究入門Ⅱでは、2年次から開始される専門演習科目の履修に向けての準備を行います。社会学の専門分野の知見に即した形で、レジュメの作成方法、プレゼンテーションとディスカッションの方法、基礎的な分析方法などを身につけることを目的とします。また、この科目は、2年次から開始される専門演習科目への橋渡し、つまりブリッジ科目としても位置づけられています。 「社会学研究入門Ⅱ」の4クラス(この授業のこと)は、一人の担当者が実施します。 |
学修の到達目標 | 1.社会学を学ぶための基礎的な知識やスキルを身につけることができる 2.基本的なスキルを身につけることにより、社会学のレジュメを作成できるようになり、プレゼンテーションやディスカッションを行うことができるようになる |
授業計画 | 第1回 | 社会現象に興味を持つ :社会学が対象とする社会現象への興味関心をどのように育てるかについて学ぶ。 |
第2回 | 研究の全体像を学ぶ :研究という営為の全体像を学び、どのような工程が必要かを理解する。 |
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第3回 | 演習系授業の基礎 :報告用のレジュメのまとめ方とディスカッションの基礎について学ぶ。 |
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第4回 | 仮の問いを立てる :研究の出発点となる、問いの立て方を学ぶ。 |
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第5回 | 社会現象と量的データ :記述統計学の基礎を学ぶ。 |
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第6回 | データの嘘を見破る :適切な手法で行われていない社会調査の見分け方を学ぶ。 |
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第7回 | 信頼できない情報源 :レポートで引用するべきではない情報源について学ぶ。 |
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第8回 | 社会現象を量的データから描写する :実際に社会現象を量的データから描写する。 |
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第9回 | 質的調査の概要 :質的調査の基礎を学ぶ。 |
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第10回 | 質的調査の実例 :担当者が行った質的調査の実例について学び、質的調査から問いに答える方法を学ぶ。 |
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第11回 | 内容分析の概要 :内容分析の基礎を学ぶ。 |
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第12回 | 内容分析の概要 :担当者が行った内容分析の実例について学び、内容分析から問いに答える方法を学ぶ。 |
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第13回 | 社会現象を質的調査/内容分析から描写する :実際に社会現象を質的調査/内容分析から描写する。 |
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第14回 | 社会現象を描き出す :成果を発表する。 |
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第15回 | 問いを更新する :今まで立てた問いを更新し、研究を深めることを学ぶ。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):各回の授業の最後に、次の授業で利用する資料や論文、Webサイト、Youtubeなどで公開されている動画、サブスクリプションサービスなどで定額視聴可能な映画などを提示します。これらに目をとおした後、授業を受けてください。 事後学修(2時間程度):授業内容を復習した上で、各回の課題に取り組んでください。 講義のなかで読むことを求められた文献は必ず事前に読んで理解するようにしてください。また、授業に関連した小レポートなどを課すことがありますので、準備を怠らないようにしてください。 |
履修上の注意事項 | ・本授業は、演習形式で実施します。 ・本授業で使用する資料(配布するレジュメ)等は、Moodleにてダウンロード可能な状態にする予定です。 ・双方向性授業支援システムを利用するため、毎回の授業にスマホ・タブレット・PCなどを持参してください。担当者は、システムの利用や調べごと、配布資料の確認などを目的として、自由にスマホ・タブレット・PCなどを履修生が利用することを許可します。 ・提出物等がある日に公認欠席となる場合は、1週間程度、提出期間を延長することで対応します。 ・公認欠席は出席にはなりません。また、一定の出席を満たなければ単位修得はできません。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の課題レポートを点数化し、100点満点で評価します。 |
テキスト | |
参考文献 | 授業中に紹介します。 |
主な関連科目 | 社会学研究入門Ⅰ、社会学概論、社会学方法論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は、以下の手法で受け付けます。 ・授業前・後に、対面。 ・ラーニングマネジメントシステム・双方向性授業支援システム上に質問を受け付ける場所を作成する予定です。受け付けた質問には、随時、授業内で回答します。 ・公開する担当者のメールアドレスへのメール。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部社会学科(理論・方法に関する科目) | 24200 | 2024~2025 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |